韓国の旅客船「セウォル号」沈没事故の「哀悼期間中」に不祥事を起こした警察官は厳罰に処すると韓国警察庁が表明してから、わずか4日後の16日、警察幹部が飲酒運転によって事故を起こしていたことが発覚した。韓国国民から批判にさらされている。中国網が韓国メディアを引用して17日付で報じた。

 報道によれば、ソウル市内の警察署に勤務する58歳の警察官が16日午前0時15分ころ、酒に酔ったまま車を運転し、道路のそばに植えてあった木に突っ込む事故を起こした。事故当時、歩行者などはいなかったため警察官が事故で軽傷を負った以外に被害はなかった。

 事故を起こした警察官の血中アルコール濃度は免許取り消しに該当するほど高かったというが、警察官は「ビールを1〜2杯飲んだだけ」と主張しているという。一方、警察側は「ビールを1〜2杯だけでは免許取り消しに該当するほどの血中アルコール濃度にはならない」と反論、事故を起こした警察官は罷免など厳罰に処される可能性があると発表した。

 また、韓国の済州海洋警察は16日に懲戒委員会を開き、哀悼期間中にゴルフを行ったとして警察官1名を免職処分にすると発表した。

 セウォル号の沈没事故発生後、韓国政府は公務員のゴルフも禁じると発表していたが、報道によれば、警察官は4月27日から5月4日にかけて2回ゴルフをしていたことがわかっており、懲戒委員会は「韓国国民の海洋警察に対する信頼を大きく損なった」として免職処分を下した。(編集担当:村山健二)