5月17日、田中芳樹さん作の"未完の大河ファンタジー"、『アルスラーン戦記』の14巻が発売となりました。13巻発売から実に6年。9巻から10巻までの"最長記録"7年間には及ばなかったものの、続きを楽しみにしていたファンにとっては、あまりに長い6年間だったのではないでしょうか。

 同作は中世ペルシアによく似た異世界を舞台に、王太子アルスラーンの活躍を描く英雄物語。英雄たちと異形の魔物との激闘を壮大なスケールで描く本作に、多くのファンが魅了され続けてきましたが、第1巻が発売されたのはなんと1986年のこと。

 86年と言えば、英チャールズ皇太子とダイアナ妃が来日、「おニャン子クラブ」「子猫物語」「マイケル」など一大ネコブームが巻き起こり、日本初の女性党首となる社会党土井たか子委員長が誕生、また伊豆大島の三原山が噴火した年でもあります。

 28年間で14巻目。その"歩み"は決して早いものではありませんが、それだけ田中さんが、この作品に時間と労力をかけているか、そしてそれをずっと楽しみにしているファンがいるかがわかります。

 尚、同作は昨年8月より『別冊少年マガジン』(講談社)誌上でマンガ化され、こちらも話題となっていますが、マンガの方は、すでに単行本2巻まで発刊しています。このペースで行くと原作を追い抜いてしまう......なんてことはあり得ませんが、ファンとしてはドキドキしてしまいますね。

 さて、気になる14巻ですが、物語はいよいよ怒濤のクライマックスへと盛り上がりを見せます。内容は読んでからのお楽しみですが、一言だけ言わせていただくと、この本を読み終えたとき、本作のファンなら「6年待ったかいがあった」と素直に感動するでしょう。

 この感動、従来のアルスラーン戦記ファンだけに留めておくのはもったいない話。そこで朗報です。なんとこの度、光文社がより多くの人にこの素晴らしい作品を知ってもらおうと、13巻までの内容を15秒で振り返ることができる動画CMを『アルスラーン戦記特設ホームページ』に掲載しているのです。

 忙しい現代人にとって15秒で13巻分をプレイバックできるなんて夢のようですが、一体、どんな内容になっているのでしょうか? 

気になる方は、下記URLよりチェックしてみてください。


【関連リンク】
アルスラーン戦記特設HP
http://www.kobunsha.com/special/arslan/



『天鳴地動(てんめいちどう) アルスラーン戦記14 (カッパノベルス)』
 著者:田中 芳樹
 出版社:光文社
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