元ブラジル代表のエジムンドがヴァスコ・ダ・ガマの会長職就任を希望

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 かつて東京ヴェルディ1969でも活躍した元ブラジル代表のエジムンドが、将来ヴァスコ・ダ・ガマの会長職に就きたいと考えていることがわかった。ブラジルのメディア『Terra』が伝えている。

 ヴァスコ・ダ・ガマはフラメンゴやフルミネンセなどと並ぶリオ・デ・ジャネイロの名門で、1998年にはコパ・リベルタドーレスを優勝して同年のトヨタカップ出場で来日しているクラブチーム。ヴァスコ・ダ・ガマでデビューしたエジムンドは、度重なる移籍の中で4度古巣に復帰していることもあってか現在もヴァスコのサポーターから人気がある。2008年に現役を引退したが、2012年3月にヴァスコの選手として引退試合を行っている。

 今年のヴァスコはブラジル全国選手権の2部に所属しているが、クラブが強くならない原因を現会長のロベルト・ジナミッチ氏に言及した上で次のように述べた。
「私はヴァスコを愛しているし、ヴァスコで受けた多くの愛情に感謝している。だからこそヴァスコに恩返しがしたいと考えている。最近のヴァスコはブラジレイロンで優勝争いができていないばかりか、昨年は成績不振で2部に降格してしまった。沈んでいくチームを、指をくわえて眺めているわけにはいかない」

 エジムンドは「私はジナミッチ会長よりも良い仕事ができると自負している」と締めくくったが、“アニマル”会長の誕生については今のところ未知数である。

(記事/Cartao Amarelo)