インテルのエリック・トヒル会長はワルテル・マッツァーリ監督の続投を保証しているが、指揮官の去就は不透明と言われている。MFエルナネスは『Sky』のインタビューで、マッツァーリ監督について次のように話した。

「僕は彼と仕事を続けられるのを願っている。僕にとって彼は素晴らしい指揮官なんだ。この大きな変化の時期にあるインテルで素晴らしいことをやれる監督だよ」

「サッカーではおかしなことがあるんだ。すぐに結果が出なければ、ブーイングされるんだよ。いくつかの試合で、僕らには何かが足りなかった。そしてサポーターはブーイングした。こういうシーズンなら、起こりうることだ。でも、マッツァーリ監督が手にした結果は簡単に得られるものじゃないよ」

「僕の今シーズンを採点するなら? このインテルでの数カ月については、自分にもチームにも6点をつけたい。ぎりぎり及第点だ」

前回のラツィオ戦はエルナネスにとって特別な試合だった。

「古巣であるラツィオに4−1だった。ゴールを決めても喜ばないことは決めていたんだ。ジュゼッペ・メアッツァでの初ゴールだったし、古巣への敬意から自分に課した約束を忘れるんじゃないかと恐かった。喜ばないのは大変だったよ。僕にとっても、(ハビエル・)サネッティのお別れパーティーのためにも大事なゴールだったからね」

「サネッティは40歳でも常に全力で練習し続け、いつも準備を整えている。心身ともにこのコンディションを維持するために、彼がどれだけの犠牲を払ってきたかを考えると、驚いてしまうよ。パーティーでは、サポーターやクラブ、全員がいかにカピターノを愛し、尊敬しているかが分かったね。僕もさらにモチベーションを感じた。さらに気合が入ったよ」