日経平均チャート(日足・6カ月)*チャートをクリックすると最新のチャートがご覧になれます。SBI証券HPより

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 東京株式市場の調整が続いています。そうはいっても、日経平均などを構成する大型株は上値は重いながらも1万4000円台で底堅い動きです。

 しかし、個人投資家の関与率の高い新興市場の調整が深刻です。

 実際、12日の日経ジャスダック平均の終値は前週末比22.12円安の1945.48円と、4月11日の1947.87円を割り込み、約1カ月ぶりに年初来安値を更新し昨年12月24日以来の安値水準に沈みました。また、東証マザーズ指数も4日続落し、終値は同27.28ポイント安の668.56ポイントで、連日で年初来安値を更新。昨年9月2日の648.01ポイント以来の安い水準となりました。

 日本の新興市場の低迷は、米国株式市場で、ネット関連やバイオ関連などモメンタム・ストックが不安定な値動きを続けていることが主因とみられます。また、国内需給要因としては、昨年11月から12月にかけて信用で買った投資家の期日が接近し、追証等の維持率を意識したポジション整理・縮小に伴う売りが加速したとみられます。

儲けにくい相場が続く

 このような投資環境下、プロの証券会社のディーラーたちを取り巻く環境も厳しいようです。本当かどうか知りませんが、私の知り合いが、“同じ町内会の元証券会社ディーリング部長とばったり会って「最近ディーラー解雇してますね」っていったら「もうディーラーなんていらないでしょ」”と言い放ったことをツイートしていました。また、私の友人の証券ディーラーも、最近、知り合いがガンガン首を切られていると言っていましたので、おそらく足元のディーラーの雇用環境は最悪なのでしょう。

 また、一部では、“「労働組合の情報では、夏のボーナスは前の年に比べて1割以上減ってしまうようです」。ある中堅証券会社の社員は嘆く。”と伝わっています。そして同時に、証券会社の株価の低迷も注目されています。これに関しては、「金融庁が証券会社のトップを呼び、投信の“乗り換え販売”をしないよう改めてクギを刺した」ことが主因とみられています。

 ディーラーが儲からないのは、「カモの素人」投資家が激減しているからです。つまり、市場にはプロとセミプロしかいない。取ったり取られたりで、結局誰も儲からないという相場が年初から続いています。成り上りたいあなたにとっても、儲け難い相場が続いていることでしょう。

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