茶髪の松井玲奈に「グレた?」、キャバ嬢役の主演作「gift」舞台挨拶。

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アイドルグループ・SKE48/乃木坂46の松井玲奈が5月13日、名古屋で行われた遠藤憲一とのダブル主演作「gift」の先行上映イベントに登壇した。

この日のイベントは前売り券販売記念として、松井本人が前売り券の特典(非売品のポストカード)を手渡しするとあって、平日の夕方にも関わらず多くの観客が劇場周辺にあふれ、行列。小学校低学年の男の子から、女子大生、大人の男性まで幅広いファンは、手渡しで特典を受け取りながら思い思いの言葉を伝えていた。

その後、ジャパンプレミアでもある先行試写会は、初主演作品のプレミア上映に来場してくれた人たちに感謝の気持ちを伝える、松井の言葉で舞台挨拶がスタート。本作のメガホンを執った宮岡太郎監督は、松井について「映画初主演ですが、ベテランの遠藤さんに気持ちをしっかりぶつけて行く様が頼もしかったです。現場に入るときは、台詞を絶対に覚えてこられていて、台詞のNGは一切ありませんでした」と、作品に臨む真摯な姿を高く評価。

また、松井は「普段はアイドルですが、この作品では『どうしたんだろうこの子』っていう位の目つきをしています。カワイイを求めて来てくださる御客様には『ゴメンなさい』って感じです(笑)。役柄にあわせて、茶髪にしたらファンの方に『グレたの?』って(笑)。『映画に出るからだよ』って言ったら、喜んでもらえて嬉しかったです」と、ファンとのエピソードを披露した。

ちなみに、松井の茶髪について、本作に出演している俳優の水野勝は「顔合わせのときから撮影に掛けて茶髪だったので、(今日久しぶりに会って、)今日は印象が違う!と思いました」と感じていたそうだ。

撮影時には天気に恵まれなかったようで、宮岡監督から「この映画は、雨男と雨女しかいないんじゃないかという位に、雨か雪だった。私もプロデューサーも雨男なんですが、(松井さんを指差して)それを越えている雨女が、松井さんなんです(笑)」と振られた松井は「すいません(笑)」とお詫び。印象的だったのは「撮影場所が撮影の2〜3週間前に大雪が降って150センチくらい積もった、撮影の時に溶けているいると思いきや残っていて、監督が一人で撮影場所で雪かきしている姿が残っています(笑)」と、撮影時の天候を振り返った。

そして見どころとして、宮岡監督は「松井さんが、ベテランの遠藤さんに立ち向かっていく姿が印象的で、やりとりやアドリブの応酬をみていて面白かったです。終盤で長回しのアドリブシーンがあるんですが、それがどんなシーンなのか、ぜひスクリーンで御覧頂きたいです」と遠藤との掛け合いをあげ、松井は「何を『gift』として贈るのかという事に注目してほしいし、二人のロードムービーの過程を御覧頂いて、一喜一憂してもらえたら嬉しいです。『Mシネマ』は、愛知から始まって色んな方に観てほしいと思っています。今日、御覧頂いた皆さんには、ぜひ周りの方に広げて頂けたらと思っています。よろしくお願いします」と作品をアピールして、舞台挨拶を締めくくった。

本作は家族も友人もいない孤独な2人が出会い、かけがえのない愛する者に特別な贈物“gift”を届ける姿を描くロードムービー。一代で財を成したが、その傍若無人な性格と人に心を許さない偏屈な性格が災いし、周囲に疎まれている孤独な会社会長・篠崎善三(遠藤憲一)と、肉親の愛を得られず、唯一の弟にも拒否をされ怠惰な日々を排他的に過ごすキャバ嬢沙織(松井玲奈)が主人公で、物語は篠崎から持ちかけられたバイト「お前の100時間を100万円で買ってやる」というところから始まる。

映画「gift」は6月14日(土)、コロナシネマワールド系ほかにて公開。