女子の人間関係

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毎年ゴールデンウイーク明けのいまごろは、4月から希望に満ちて新生活を始めた人たちのあいだで、新しいに環境に適応しきれず落ち込むなど、いわゆる「五月病」が最も起こりやすい時期という。トンネルの出口が見えない悩みの一つは、職場の人間関係だ。「モンスター」のような上司や同僚に出会ってしまったら、どう対処すればいいのだろうか。

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なにかと挑発的な同僚、上から目線のアドバイス

『女子の人間関係』

女の敵は女? 女性同士の関係は、男性同士のそれと比べて、陰の部分があるようにとらえられがち。「会社の同僚がなにかと挑発的」「仲のよい友達の結婚を素直に喜べない」「ママたちの集まりが、いない人の悪口大会になる」「上から目線でアドバイスする友人が苦痛」…。サンクチュアリ出版の『女子の人間関係』(著・水島広子、1404円)は、対人関係のイライラは医学的に見れば99%解消できるとして、やっかいな女性同士のトラブルに巻き込まれずに身を守り、「よい関係」を築く方法を指南する。著者は衆院議員の経験もある精神科医。女性の上司や同僚、部下らとのコミュニケーションに悩むオジさん会社員にも格好の一冊。

特定の種類の仕事に強いこだわり…

『発達障害に気づかない大人たち<職場編>』

机の上が片づけられない、忘れものやミスが多い、約束時間が守れない、すぐキレる、空気が読めない…。そんな同僚が隣の席にいないだろうか。いずれかに当てはまる、あるいは複数当てはまるという人たちは実は、注意欠陥多動障害(ADHD)など発達障害である可能性が高い。祥伝社新書の『発達障害に気づかない大人たち<職場編>』(著・星野仁彦、819円)は、「特定の種類の仕事や方法に対する強いこだわり」「自分のペースを乱されると怒る」「仕事は細かいが段取りが悪く無駄な作業が多い」などの発達障害の具体例を挙げ、そうした人とどう向き合えばよいかを具体的に述べる。著者は精神科医で自身がADHDであることを公表している。

いろいろあるけど…また明日からがんばろう

『エール!(1)〜(3)』

仕事に疲れ、嫌になってどうしようもないとき、「もし今の職に就いていなかったら何をしていただろう…」と想像するだけで、気持ちが少し楽になるかもしれない。実業之日本社文庫の『エール!(1)〜(3)』(編・大矢博子、各600円)は、書評家の大矢博子さんが責任編集にあたり、旬の作家たちが漫画家、OL、119番の通信員、ベビーシッター、新幹線清掃スタッフなど、特定の職を持つ主人公を立てて書き下ろした短編「お仕事」小説集だ。ヒロインの悩みや苦労に触れて共感したり、思わず「へぇ〜」とうなる豆知識が手に入る。頭の中でさまざまな職業体験ができるので、就寝前に1編ずつ読めば、翌日はいつもの仕事が新鮮に映るかもしれない。