2016年のオリンピックは、ブラジルのリオ・デジャネイロでの開催が決まっていますが、その競技場や施設の建設も含めて、準備が大幅に遅れているそうです。

その計画の遅れを心配したIOC(国際オリンピック委員会)は、ひそかにロンドン2012の競技場がぎりぎりの段階でも急に使えないかを打診しているとの報道があり、海外掲示板ではこの話題が持ちきりとなっていました。

 

英Telegraph紙の記事によると、リオ五輪の建設がひどく遅延していることにIOC(国際オリンピック委員会)はかなりあせりを見せているといい、副会長のジョン・コーツ氏は開催までたった2年しかないことを指摘し、過去の経験から比較しても最悪の状況であると述べています。

どのくらいの遅れ方なのか過去の会場と比較すると、
同時期のアテネが40%、ロンドンが60%の進捗だったのに対し、リオはあと2年を残した段階で10%の進捗であることから、危惧するのも当然の事態となっています。

IOCでは最悪のシナリオに備えて、非公式にロンドン2012の施設が使えるか打診したといいますが、いくつかの施設はすでに別の目的で使われているようです。

このニュースに対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。

●ブラジル人だが、これは計画通りなのさ。こんな感じですべてを大幅に遅らせて、ぎりぎりのタイミングで政治家とつながっている契約会社に、巨額の緊急料金でやらせるのさ。
仲介屋もいらないくらいだ。政治家がすべてを所有してるので。ここでは腐敗した古いやり方なんだ。「ブラジルの政治101」というわけさ。

↑妻がリオ出身だが、それに100%同意してるよ。10倍くらい儲けがないと誰も動かないそうだ。世界で最も腐敗したシステムらしい。
妻の意見にいつも同意するんだが、ブラジルは世界で最も偉大な国だとね。どこの国も欲しがるすべてを持ってるとね。自然の美しさ、天然の資源、素晴らしく多様な人々、良い保険システム、すばらし社会プログラム……など。だが少しずつ、すべてにおいて政治家の腐敗の重みで壊れ続けている。彼女が言うにはブラジルが先進国に参加できない唯一の理由は腐敗のみ。それほどシンプルだそうだ。

●この国ではいつもこう言われている。「ブラジルは未来の国だ」とね。これが意味するところは、成功は永遠に未来のものなんだ。絶対に現在としてやってこないんだ。

●オリンピック競技をいくつか増やそう。そうして選手に工事を終わらせるんだ。
・10m溝掘り
・50m壁の石積み。
・100m配管。
・屋根貼りリレー。

↑屋根貼りリレーは、正直なところ、他の半分以上の競技よりも面白そうだ。

↑メキシコがいっぱい金メダルを取るね。

●なんてこった……。これはブラジルは相当恥ずかしいことになるぞ。

↑貧困層の小屋がどんどん壊されていくのはもっと恥ずかしいことじゃないのか。本来ブラジルは五輪会場に選ばれるべきではなかったね。ワールドカップでさえ人権侵害だと騒ぐ微妙なラインなのに、オリンピックまでとはひどくなると思う。

↑(次期W杯会場の)カタールでは職務怠慢によって、すでに多くの殺人が起きているくらいだ。だがFIFAは気にしちゃいない。

↑ブラジルに住んでいるが、ロンドンで代替開催してくれたら、恥ずかしさよりうれしさが勝るね。ここでオリンピックをするなんて茶番はあってはならないことだ。

●国民1人当たりの収入が低い国に、このレベルのイベントをさせるべきではないよ。

↑聞こえは悪いが同意せざるを得ない。できない国ができない状態になるほど悪いことはない。

●じゃあどうして韓国は開催権を得られなかったんだ。そうか賄賂か。IOCは馬鹿げているほど腐敗してるからだな。

↑FIFAもだぞ。

↑韓国はFIFAの腐敗をよくわかってるはずだぞ。

●サッカー以外のスポーツは、2016年はキャンセルされるな。

●明らかに、(ふさわしい)答えはロンドンでもう一度やることだ。起こりそうにないが論理的だ。

ブラジル人のコメントを見ると、ほぼ悲観的かつ自虐的な意見ばかりが目立っていますが、それだけリオの工事状態が絶望的のようです。

下手したら2020年開催の日本が急いだほうが、間に合うのではないかと思うほどです。

現時点で10%の進捗は厳しいですが、果たして間に合うのか行方が気になるところです。

Rio 2016 so far behind schedule the IOC considering using London 2012 sites instead.

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