157年前の沈没船から27kgの金が回収される−残っている金は「85億円」

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アメリカのサウスカロライナ州沖合いに沈む157年前の難破船から先月27kgの金を回収した深海探査会社が、船内にはもっとたくさん金があると発表しました。

この全長85メートルの木造蒸気船セントラルアメリカ号は、1857年9月に21トンもの金塊や金貨などを積んでサンフランシスコからニューヨークへ向かう途中、ハリケーンにあって沈没。乗客477人のほとんども一緒に亡くなりました。

現在この船はサウスカロライナ州チャールストンの沖260m深さ2.2kmのところに沈んでいます。

1988年にあるチームが沈没船から2トンの金を引き揚げた時、投資していた人々が詐欺にあい、それから20年にわたる訴訟に発展。今回の金回収は裁判所命令によるものでした。

探査会社のマーク・ゴードン氏は、まだ全体の5パーセントほどしか船内の探索は行われていないと語っています。先月回収されたのは、金の延べ棒5本、1850年代当時の20ドル金貨2枚など、時価総額120万ドル(約1億2千万円)相当。

このプロジェクトに携わる歴史家で科学者のボブ・エヴァンズ氏によれば、前回1991年に彼が確認した時から船内は手付かずの状態とのこと。ゴードン氏は船内に残っている金は8500万ドル(約85億円)にのぼると話しています。

また、ニューヨークタイムズ紙によると、この金額は「船内にあるとうわさされている15トンもの米軍の金塊」は含まれていないそう。もしこの噂が本当ならすごい額の金が眠っていることになります。金融危機を引き起こす原因になったというのも不思議ではありませんね。

More than 60 pounds of gold recovered from 157-year-old shipwreck off S.C. coast
http://news.yahoo.com/gold-ss-central-america-shipwreck-carolina-142546287.html