「サネッティのためのお祭りが、試合に向けてのさらなる刺激となり、ダービー敗北から巻き返せることを願っている」

インテルは10日のセリエA第37節でラツィオと対戦する。MFハビエル・サネッティがホームの観客に別れを告げる一戦だ。ワルテル・マッツァーリ監督は前日会見でこのように話している。

「ミラン戦で我々は間違った試合をしてしまった。それまではアウェーで2試合良い結果を出していたのだがね。選手たちも私も悔しく思っている。そして、我々は仕事をしてきた。明日の試合で、ミラン戦とは違うパフォーマンスをするためにね。あれが一つのアクシデントでしかなかったことを示すために、我々には2試合があるんだ。ダービーに出場した選手たちは、リベンジの機会に値する」

ラツィオはヨーロッパリーグ(EL)出場権を争う直接の相手だ。

「誓って言うが、今季の私はまったく順位表を見てこなかった。次の試合に集中している。すべてに勝てるというメンタリティーを植えつけようとしながらね。残念ながら、私が望んでいたようにすべてがいったわけではない。だからこそ、考えなければいけない。どうしてそうなったのか、クラブと検討しているよ」

「明日は非常に重要な試合だ。終わりが近づくにつれ、リベンジの機会は減るんだ。我々は勝ち点6を挙げられる可能性がある。それを達成できれば、ほかのチームを見る必要はない。そして、全体的な評価をするのはシーズンが終わってからだ」

「サポーターは常に正しい。あのような敗北なら、彼らには怒る権利がある。私は受け入れるよ。自分が避雷針となって、批判を受けるのは好きなんだ。いずれにしても、総括はシーズン後にする」