石井あゆみの漫画『信長協奏曲』が、7月にアニメ、10月に連続テレビドラマ化、その後実写映画として公開。ドラマ版と映画版の主演を小栗旬が務めることがわかった。

2009年から漫画雑誌『ゲッサン』に連載され、これまでに『マンガ大賞2012』をはじめとする数々の賞にノミネートされている同作。運動神経は良いが勉強が苦手な高校生・サブローが、突然戦国時代の1549年にタイプスリップし、そこで出会った自分と顔や声、体格が瓜二つの若殿・織田信長に「病弱な自分の身代わりになれ」と頼まれ、信長として天下統一を目指す様を描く。なお、今回の映像化は『フジテレビ開局55周年プロジェクト』として企画されたもの。

10月から放送される連続ドラマと、ドラマ放送後に公開予定の実写映画でサブロー役を演じるのは小栗旬。小栗はサブローだけでなく織田信長役も演じ、1人2役に挑戦する。なお、ドラマと映画は、戦国時代を舞台に現代から来たサブローと戦国時代の信長の仲間たちが、天下統一という夢を目指して戦う青春群像劇になるという。映画版の監督は映画『LIAR GAME』シリーズの松山博昭が手掛ける。

また、ドラマに先駆けて7月からは今回フジテレビに新たに創設される放送枠でアニメ版がスタート。サブローの声をアニメ『DEATH NOTE』など数多くの作品で主役を務める宮野真守、織田信長の声をアニメ『進撃の巨人』の主人公エレン・イェーガー役などで知られる梶裕貴がそれぞれ担当する。さらに、水樹奈々、中村悠一、悠木碧らの声優陣が声の出演に名を連ねているほか、ナレーションを小栗が務める。監督は、映画『踊る大捜査線THE FINAL 新たなる希望』のタイトルバックや、『不毛地帯』といった作品のCGを手掛けてきた冨士川祐輔。映像は、役者が実際に演じた実写映像をトレースするロトスコープ技法と最新のCG技術を融合したものになるという。

【小栗旬のコメント】
以前から、“死ぬまでに一度でいいから、織田信長を演じてみたい”と思っていたので、『信長協奏曲』の織田信長は、自分が思い描いていた織田信長とは少し違いますが、人生で一度でも織田信長を名乗れるのであれば、やらない理由はないです。僕の父親がとてつもなく歴史好きで、織田信長に関する本は、いろいろな角度から膨大な量を読んでいるのですが、そんな父親に“面白いから読んでみて”と、この原作を渡したところ、父親も“すごく面白かった”と言っていました。歴史が好きな人をも納得させられる話なのに、少し荒唐無稽なところもあるのが魅力的で、ドラマ化してもその魅力が伝わるんじゃないかと思っています。

【石井あゆみのコメント】
『信長協奏曲』が映像化されることになりまして、今まで以上にいろいろなジャンルのたくさんの人たちが、自分の作品に関わるのかと思うと不思議でなりません。こんな風に大きく取り上げられることは、光栄でもあり不安でもありますが、とにかくアニメもドラマも映画も、それぞれに楽しい作品になることを期待しています。