ジュニアに向けてメッセージを送る石川遼(撮影:ALBA)

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 中日クラウンズから一夜明けた5月5日(月・祝)、石川遼が千葉県にてジュニアイベント「ハウス食品 石川遼ジュニアゴルフクリニック」を開催した。
遼は5位タイで終戦「次は米ツアーで優勝争いを

 このイベントは2年ぶりに開催。「ゴルフで得たものはゴルフで返す」という石川の信条のもとジュニアゴルフ界への恩返しとして今年で5回目を迎え、実際に指導を受けた15人、見学していた11人と合わせて26人の子供たちが集まった。
 子供たちの前に姿を見せた石川は開口一番「全然疲れてないです!」と元気な声で挨拶。昨日までの激闘を感じさせない笑顔を見せると、アプローチからドライバー・フェアウェイウッド、パッティングを含めたショートゲームを指導した。アドバイスをしたらすぐに出来てしまう子供たちの飲み込みの早さに思わず「すごい」と驚く場面も。
 最後は今までの復習として子供たちがチームに分かれて1ホール戦った。「それ10年プロでやってる選手の刻み方だよ」と石川が感心するような攻め方をする子や、難しい池越えのショットを見せる子もおり、「僕が一番楽しんでいますよ」とノリノリだった。
 体を動かした後は、ジュニアと一緒にカレーを食べた石川。その後のトークショーでは子供たちから細かい状況でのプレー選択やメンタルの話など細かい部分の質問を受け、「一人のプロゴルファーとして、こういうことをやっていますということを伝えた。質問のレベルが高く、目標をちゃんと持ってゴルフをやっている子が増えたと思うと嬉しかった」。
 今日のレッスンで石川が一番意識したというのが「こうした方がいいよ」と言ったワンポイントレッスンをするのではなく、「プロゴルファーってこんなすごいんだな」というイメージを伝えること。これは「自分がワンポイントレッスンよりも実際にプロを見たときのほうが印象に残ったので。宮里藍ちゃんやジャンボ尾崎さんを見てプロになりたいと思ったから」石川自身の経験を元にしており、今日は実際に目の前の距離でドライバーショットやバンカーからのアプローチなど様々なプレーを子供たちに見せた。
 今日一日を振り返って「男子ツアーも女子ツアーのように若年化されていく可能性を感じた」と石川。現在、国内女子ツアーでは「KKT杯バンテリンレディスオープン」を制した勝みなみをはじめ、森田遥、堀琴音、永井花奈と言ったアマチュアだけでなく、今季「アクサレディス」でツアー初優勝した20歳の渡邉彩香といった若い力がツアーを賑わせている。その女子の流れに男子も続くのではと、今日のプレーや質問などから感じたジュニアのレベルの高さを見てそう思わずにはいられなかった。
 もちろん石川も黙っているわけではない。「男子ツアーはもちろんのこと、6年後には東京オリンピックもある。そのときに自分が大きな壁となれたら」と立ちはだかるつもりだ。最後の挨拶で「男の子は直接戦えたらいいね。僕もさらに力をつけて待ってる」と言った石川。日本滞在最終日に充実した時間を過ごし、主戦場であるアメリカへ向けて旅立った。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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