古巣に言及するスタンコヴィッチ「最近のインテルは強固になった」

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 4日に行われるセリエA第36節で、日本代表DF長友佑都所属のインテルと、同MF本田圭佑のミランが対戦する。

 2004年から2013年までインテルでプレーした元セルビア代表MFのデヤン・スタンコヴィッチ氏が、古巣について言及した。クラブの公式HPがコメントを伝えている。

 スタンコヴィッチ氏は、ミラノ・ダービーで違いを生み出す選手を問われ、「私はいつだって、マテオ・コヴァチッチの名前を挙げる。まだ若いというのは事実だけど、ずば抜けた素質を持っているんだ。皆、彼が得点するのを待っているけど、早く決めて吹っ切れることを願っているよ。ミラン戦に出場した場合、ダービーで初ゴールを決めるというのも良いね。彼にとってご褒美のようなものになるだろうし、今後に向けての勢いにもなる」と、コヴァチッチへの期待を語った。

 そして、「今シーズンのインテルは好不調の波が激しかったけど、最近はとても強固になったね。(サミール)ハンダノヴィッチも、すばらしいシーズンを送っていることが、私としてはうれしいよ。あと、若い選手が主役になってきているのが良い。(アンドレア)ラノッキアが好調を取り戻したのもうれしいし、他の選手にしても力を発揮できているのが良いね。このインテルは今後、会長の計画性とフロントの仕事があって、そして同じ監督がやり続けることで、良いチームとなって発展していくことができると思うよ」と、インテルについて話した。