5月の株主優待は、30件弱と件数はかなり少なめ。だが、今回から優待を導入した銘柄をはじめ、優待内容がユニークな銘柄など、注目度は十分! まずは、20万円以内で買えるオススメ優待銘柄から見ていこう。

投資金額3万円強でおこめ券がもらえる、新設優待が登場

 株主優待を新設したのが、【表1】で取り上げている建設コンサルタント業のオオバ(9765)。最低投資金額は、3万500円(4月28日終値で計算、以下同)とお手頃。業績も堅調に推移していて、今期は増配も発表している。

      【表1】20万円以内で買える5月の注目優待銘柄

会社名(コード)
優待確定月
主な優待内容 最低投資
金額
優待/予想配当
利回り
サカタのタネ(1377)5 100株で500円分、500株で1000円分、1000株以上で2000円分の「花とみどりのギフト券」 14万3100円
0.35%
1.40%
【備考】ほかに、ガーデニング愛好家組織「サカタ友の会」に1年間、年会費(2600円)無料で入会可
キャンドゥ(2698)5,11月 100株で2160円分、300株で4320円分、500株で6480円分、1000株以上で1万800円分の株主優待券 15万7900円
2.74%
0.95%
【備考】優待券返送で、優待券同等金額の自社選定商品を受け取ることも可
ハニーズ(2792) 5月 500円分の優待券を、10株で2枚、50株で4枚、100株で6枚、1000株以上で12枚 9万5800円
3.13%
2.09%
【備考】4/1から100株で1単元に。ただし、当面は単元未満株での優待も従来通り実施
大光(3160)5,11月 100株でQUOカード500円分またはアミカ商品券1000円分など 5万9200円
1.69%
1.69%
【備考】優待利回りはQUOカードで算出、店舗へのQUOカード持参でアミカ商品券への交換が可能
宝印刷(7921)5月 100株で1500円相当、2000株以上で3000円相当のカタログギフト 7万8200円
1.92%
2.56%
【備考】3年以上の継続保有で、優待内容がそれぞれ2000円相当、3500円相当にグレードアップ
毎日コムネット(8908)5月 100株以上で、会員制生活総合サポートサービス「ベネフィット・ステーション(つかえるスタイルコース)」の1年間会員加入 7万2500円
2.48%
【備考】宿泊施設、レジャー施設、人間ドックなどを会員割引価格で利用可能
オオバ(9765)5月 100株で1枚、500株で3枚、1000株以上で5枚のおこめ券 3万500円
1.44%
2.30%
【備考】今回から優待新設。優待利回りは440円(おこめ券の金額換算)で計算
※優待内容、最低投資金額、利回りは4月28日終値時点

 優待内容は、100株でおこめ券1枚。米1キロ分(440円以内。超えた場合の差額は現金で支払う)と引き換えられる。ちなみに「おこめ券」は、一部のドラッグストアや酒販店、ビジネスホテルでは、通常の金券として利用することも可能だ。

 サカタのタネ(1377)は、近頃人気のガーデニング関連の優待。生花や鉢物、園芸資材などの購入に使えるギフト券がもらえるほか、園芸情報誌が毎月届く「サカタ友の会」の年会費(2600円分)が1年分無料に。

 年会費分を考慮すると、優待利回りは2.17%になる。友の会会員には、会員情報誌が毎月届く以外に、通販などでの種や球根、苗木類の購入が10%引きになる特典もあり、ガーデニング好きには見逃せない優待と言えそうだ。

 また、「福利厚生サービス」というユニークな優待を提供しているのが、毎日コムネット(8908)。全国の旅館やホテル、映画館や遊園地などのレジャー施設、引越し業者、人間ドックなど、多彩なサービスを割引価格で受けられる。

 実は、このサービスはベネフィット・ワン(2412)の商品で、3月銘柄のベネフィット・ワンも同様の優待を実施している。サービス内容は一部異なる部分もあるが、毎日コムネットのほうがベネフィット・ワンより若干低い投資金額で優待を獲得できる。しかも、配当利回りも毎日コムネットのほうが高い。

ハニーズの優待なら、単元未満株でも獲得可能!

 もうひとつ、ぜひ知っておきたいのが、4月から単元株数をこれまでの10株から100株に変更したハニーズ(2792)。しかし、単元株数の変更に伴う株式の分割は行われなかったため、優待も当面はこれまで通り10株から実施するとしている。

 【表1】を見てわかる通り、単元株の100株でも投資金額は10万円以内とお手頃だが、10株なら必要金額はわずか9580円で済む。これで、10株分の優待である1000円分の優待券がもらえるので、優待利回りはなんと10.44%と大幅にアップ!

 では、単元未満株を購入するにはどうすればよいのか。答えはカンタンで、単元株数に関わらず1株から購入できるSBI証券の「S株」やカブドットコム証券の「プチ株」、マネックス証券の「ワン株」などのサービスを利用すればOK。ただし、単元未満株の優待実施はあくまで移行措置。いずれは、優待制度が変わることは認識しておこう。

 さらに、QUOカードか自社商品券がもらえる大光(3160)や、カタログギフトで好みの商品が選べる宝印刷(7921)なども、投資金額10万円以内で優待を獲得できる。宝印刷については、長期保有で優待内容がアップするのもうれしい。

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