大谷翔平は今日、ロッテの井口と、角中に本塁打を喰らうなど、7回5失点で初黒星。
そういう日もあるだろうと思うが、栗山監督は大谷をどうしようと考えているのか、よく見えなくなっている。
今季の投打の出場記録

otani0428

開幕戦、3番右翼でスタメン出場した大谷は、3試合目からDHになり、守備には就かなくなった。
そのことが功を奏したか、打撃は好調で、打者として出場した12試合中10試合で安打を打っている。また他に代打にも1回立って安打を打っている。打率は.391。

投手としては開幕6戦目に先発、このときは3回で退いたが、2戦目に初白星。3戦目には初のQS、今日初黒星。

投手としては中8日、7日、6日とインターバルを縮めていた。中6日なら普通のローテーション投手と同じだ。
野手としては3勤すると数日休んでいる。
登板日からは少なくとも1日以上は明けて出場させようとの配慮によると思われる。

大谷はこうした「勤務状態」をどう思っているのだろうか。

このままいくと、打者大谷は86試合265打数くらいになりそうだ。仮に3割をキープすれば80安打6本塁打52打点程度になる。

投手大谷は、127回11勝5敗140三振程度になる。

好成績ではあるが、規定打席にも規定投球回数にも達しないから表彰されることはない。

これで良いのだろうか。

また投手大谷が不振でローテを外れたときは、打者大谷はどうなるのだろう。ファームに落ちて調整させられるのか、それとも打者としてのみ出場するのか。

前例がないだけに、難しい。

昔と違い、投手と野手は同じチームでもトレーニングや生活のサイクルが全く違う。

両立させてほしいと思う反面、どっちか一本で凄い記録を挙げてほしいとも思う。