クラブは沈黙を保っているが、ミランのクラレンス・セードルフ監督には話す意欲があるようだ。広報との合意なしで、同監督は『Sky』の独占インタビューに応じた。

「私に関するたくさんの間違った噂がある。私は(アドリアーノ・)ガッリアーニとサッカー以上の関係にあるんだ。我々はブラジルでも何度も会った。家族も一緒にね。私はガッリアーニのポストを望んでなどいない。私はただ監督をしたいだけだ。彼とは継続的に話している。彼は私を信頼しているよ。そうじゃなければ、私はここにいないだろう。私はガッリアーニに大きな敬意を払っている。彼に近くにいるように頼んだ。彼の助言はありがたいものだ」

「クラブが沈黙? 私は復活祭のときもシルヴィオ・ベルルスコーニと連絡を取っている。彼との関係もプロフェッショナルなものだけではないんだ。私は、続投を表明してもらう必要などない。私には2年の契約があるんだ。能力とパーソナリティーから呼ばれたんだよ。それは、こういう沈黙を管理することでもある。そしてその沈黙は、たくさんのことによるもので、私に対する信頼によるものではない」

セードルフ監督は自身に続き、FWマリオ・バロテッリのことも擁護している。

「彼の成長は明らかだ。見たくない者だけ見ていないんだよ。数字が明確に物語っている。ローマ戦で交代したときの態度も悪かったとは思わない。ピッチでは少しそうだったかもしれないけどね(アデル・ターラブとの口論)。だが、そこですべて終わっているんだ。メディアは彼の成長を助けてこなかった。私は彼に建設的な批判をする。ネガティブなことだけを騒ぎ立てるのは正しくない」

「(ジャンパオロ・)パッツィーニを彼と一緒に起用? 今季のバロテッリはリーグ戦でより多くのゴールを決めている。近くに1人ではなく、3人のチームメートがいる今のフォーメーションでね。我々のプレーは実質的に4-4-1-1だが、名称は私にとって重要ではない。ほかの解決策を見つける努力もするがね。バロテッリは自分の仕事をよくやっているよ」