大相撲夏場所(5月11日初日・両国国技館)の前売り券販売が好調だ。千秋楽の分は売り出し初日で完売した。やはり、日馬富士以来約1年半ぶりとなる第71代の新横綱・鶴竜(28)の誕生がその要因だろう。

 もちろん、今や大相撲界きってのイケメン力士、遠藤(23)人気も手伝っている。初めて横綱大関に挑戦した先場所は惜しくも6勝9敗と負け越したが、稀勢の里から大関戦初白星を挙げるなど、ファンをすっかり魅了した。
 そのトレードマークとなっているのが、出世スピードになかなか追い付かず、いまだに後ろに束ねたままのザンバラ髪。激しい動きのためにそのザンバラ髪が乱れ、額にパラリとかかる姿が魅力的と好評だが、いよいよ見納めが近そうだ。

 入門して1年2カ月。思ったよりも髪の伸びが遅く「スピード出世ということを強調したくて、ワザと先を切って短くしているんじゃないか」という、あらぬウワサも立てられていたが、ようやく何とかマゲが結える域に近づいてきた。
 「本人も早くマゲを結って“本当の力士”になりたいと思っているようで、何度かチャレンジしているようですが、後ろの方が短くてまとめられずパラパラと落ちてきてしまうようです。小さいマゲは結えても、関取だけに許される大銀杏はずっと先のことになりますね」(担当記者)

 マゲを結えば顔つきも変わり、これまでとはイメージも大きく変わる。どんな凛々しい力士ぶりを見せるか楽しみだが、見掛け以上に大きな変身を求められているのが相撲っぷりだ。
 夏場所の地位も、横綱陣はともかく大関陣とは当たりそうで、期待の星としては2場所連続して負け越すワケにはいかない。やはり新横綱以上に、遠藤が注目を集めそうだ。