いつまでもERA0.00でいけるはずもないのだが、二人が揃って被弾炎上。今年の青カケスは怖い。
先発バクホルツは未勝利。調子も良くなかったが7回を3失点で納め、7-3で田澤に8回を託した。

UT20140427

自信満々に見えたが、1-2から投じたフォークを4番に抜擢されたジョン・フランシスコにセンターオーバーの本塁打。電流に打たれたような気分だっただろう。
すっかり調子が狂った田澤に、ナバーロ、ラスムスが畳み掛ける連打。ロウリーは三ゴロに打ち取ったものの代打エンカ―ナシオンが中前打。日本人投手キラー健在。

ファレル監督は、ここでたまらず投手交代。ERA0.00トリオのカピュアーノが上がる。ディアズは三振に切って取ったものの、レイエスは10球粘られたあげくに歩かせる。満塁。

ファレル監督は、ここで上原を回マタギで使うことを決意。

上原はメルキー・カブレラを左飛に打ち取った。

しかし、この投球をホセ・バウティスタはネクストで凝視していたはずだ。

9回、上原が投じた2球目の速球を左翼スタンドへ放り込む。上原もまた本塁打で初失点。大ショックだったはずだ。

フランシスコは三振に切ったものの、ナバーロに中前打、ラスムスは三振だったが、ロウリーにまた中前打。
差は1点。ついに上原は沈没するかと思われた。
相手は日本投手の仇敵、エンカ―ナシオン。

初球、鋭いライナーがセンターに飛ぶが、ブラッドリーがグラブに収めて試合終了。

こういう日もあって良い。しかし上原は昨年後半よりも少しずつ精度が甘いと感じられる。

今後も多難な日々が待っていることだろう。