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突然ですが、みなさん、これを打ってみて。

「きしゃのきしゃが、きしゃできしゃした」

打ったら、今度は漢字変換! ……どんな漢字が出てきましたか? わたしのiPhoneはこんな感じ。

「記者の記者が、記者で記者した」……。うーん……。なんのこっちゃ?

「貴社の記者が、汽車で帰社した」が正解。だけど、スマホの変換って、けっこうめんどくさいですよね。1単語ずつ正しい漢字を選んだり、ちょっと手がずれてフリックミスしてしまったり……。

このめんどくささ、なんとかならないんでしょうか……。

 

■“スマホ史上最高”の日本語入力システムってのができたらしい! なにこれすごい!

富士通株式会社と、株式会社ジャストシステムが共同開発したという、“スマホ史上最高レベルの日本語システム”の『Super ATOK ULTIAS(エイトック ウルティアス)』。24日にお披露目したというので、さっそく実際に触ってきました!

 

(1)文脈を読み取って、同音異字語も一発変換!

まずは先ほどiPhoneで試した言葉を打ってみます! 「貴社の記者が、汽車で帰社した」一発OK! これはなかなか快感です。

 

(2)関西弁も博多弁もOK! 「きーへん、けーへん、こーへん」も「とっとっとー」も全部変換できたよ!

LINEなどで地元の友達としゃべっていると、ついつい出てきちゃうのが「方言」ですよね。でも、方言ってけっこう変換がめんどくさくないですか? 全部ひらがなにすると逆にわかりにくくなったり……。

この『Super ATOK ULTIAS』は、全国6地方の方言辞書も対応してるんだとか……。

「きーへん」「けーへん」「こーへん」は全て「来ーへん」に、「とっとっと」は「取っとっと」にきちんと変換できた! なにこれすごい!

 

(3)日本語で打って英語に一発変換!

「新宿」と打てば、「東京都新宿区新宿」を初めとした、全国のさまざまな「新宿」の住所が出てるし、「感謝する」と打てば「appreciate」や「thank」といった英単語まで……。「今日」と打てば「4月25日」と出てきたり。充実しすぎです。

 

(4)iPhone風キーボードや、ガラケー風キーボードに着せ替えできる!

Androidでちょっと面倒だなぁと思っていたのが、キー配列が全部ちがうってこと。iPhoneとももちろん違うし、AndroidでもAQUOSやGALAXYでキー配列がちがうんですよね。あれってけっこうイライラしませんか? 『Super ATOK ULTIAS』だと、主要端末のキーボード配列に変えることができますよ! iPhone風にすることもできるし、ガラケー配列に変えることだってOK!

 

その他、電気的なノイズを除去してタッチミスを最小限に抑えたり、最旬ワードを毎週自動追加してくれたり、誤入力でも正しい予測変換をしてくれたりと……とにかく、「文字入力のめんどくささ」を最小限に抑えてくれてます!

おなじ単語を打っても、操作の回数は他の半分程度なんだとか。つまりは……2倍の速さで文字が打てるってこと!? この快感さは、実際に触ってみたほうがよく分かるかも。

『Super ATOK ULTIAS』はFUJITSUが出す夏モデル以降のArrowsに搭載されるようですよ。みなさんもぜひ店頭で触ってみて、この快感に浸ってみて!