(C)2013 CTMG. All Rights Reserved.

写真拡大

いよいよ今年のゴールデンウィーク映画の大本命、『アメイジング・スパイダーマン2』が4月25日(金)より公開された。同作は、20日までに世界興行収入が4,700万ドル(約47億円)に達したとされており(数字はBox Office Mojo調べ、1ドル100円計算)、日本の公開にもさらに期待がかかる。

そもそも『アメイジング・スパイダーマン』とは、サム・ライミ監督&トビー・マグワイア主演で公開されたアメコミ発の人気シリーズ『スパイダーマン』のキャスト・監督を一新してリブートした話題作。主演のピーター・パーカー役には、『ソーシャル・ネットワーク』のアンドリュー・ガーフィールドが演じ、監督には『(500)日のサマー』のマーク・ウェブが担当。ヒロイン役には、『ラブ・アゲイン』と『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』のエマ・ストーンが抜擢された。

「あれ、第一作ってどんなストーリーだったっけ?」という方の為に、これまでのあらすじを振り返っておきたい。

第一作目(『アメイジング・スパイダーマン』)


主人公の高校生のピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は、13年前に父リチャードと母メアリーが失踪して以来、伯父夫婦であるベンとメイに育てられてきた。ある日、ピーターは自宅で父親の残したかばんを見つける。中には、父の親友であった生物学者カート・コナーズ(リス・エヴァンス)博士と父を関連づけるメモが入っていた。父のことを知るべく、ピーターはコナーズ博士の研究所を訪ねると、そこには以前から慕っていた同級生のグウェン・ステイシー(エマ・ストーン)に出会う。ここで研修生として働いていたのだった。その後ピーターはひょんなことから遺伝子操作の実験中のクモにかまれてしまい、彼の体内で大きな異変が起こり始める……。

そして気になるつづきが本作で語られることになる。

本作のストーリー


ピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は、NYのビルの間をスイングし、一人の男としてグウェン(エマ・ストーン)を愛し、ヒーローである自分の人生を満喫していた。しかしそんなピーターの前に、最強の敵エレクトロ(ジェイミー・フォックス)が現れる。その影には、幼なじみでオズコープ社の御曹司であるハリー・オズボーン(デイン・デハーン)の存在が。彼がNYに帰ってきたことからピーターをとりまく状況が急変していくのだった……。

NYの街中を飛び回るバーチャル体験!?


『スパイダーマン』といえば、手首からシュッと飛び出すクモの糸で、どんな高いところでもビルからビルへと飛び回る、あの映像がとにかく気持ちいい。

今回も、マンハッタンの超高層ビルディングから急降下、その後も信じられないスピードで縦横無尽にNYの街を駆け巡る。3Dメガネをかけてみると、自分までスパイダーマンになった気分に。まるでジェットコースターに乗っているような感覚で、思わずニヤけてしまう。(誰に見られていたわけではないが、かなり恥ずかしかった)。あの楽しさは健在、いや前作よりもさらにパワーアップしているかも。

ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン 魅力的な悪役たち


スパイダーマンがカッコ良いのは当たり前。映画が面白くなる秘訣は、やはり悪役も魅力的なことではないだろうか?

今回、史上最強の敵として登場する“エレクトロ”を演じるのは、『Ray/レイ』でアカデミー主演男優賞を受賞、タランティーノ監督作『ジャンゴ 繋がれざる者』でジャンゴを演じたジェイミー・フォックス。NYで真面目に働く孤独な男性マックスが、感電事故をきっかけに悪へと堕ちて行く様を魅力たっぷりに好演。本来ならば、立っているだけでもクールで人をひきつけるジェイミーが、本作では猫背でオドオド、自分に自信がなくてちょっぴり挙動不審な男性を演じているというのは、貴重かもしれない。

そして、忘れてならないのが、ピーターの旧友でもあり、後にグリーン・ゴブリンになってしまうハリー・オズボーン役のデイン・デハーン。

皆さんはデイン・デハーンをご存じだろうか? “レオナルド・ディカプリオの再来”と言われ大注目を浴びている俳優だ。日本では昨年、『欲望のバージニア』や初主演作『クロニクル』ほか、全5本が公開され、“2013年はデイン・デハーン元年”と言われている。確かに、繊細かつ美少年だった若かりし頃のディカプリオに似ている(今はそうじゃないと言っているわけではない……)。本作でブレイク間違いなしと言ってもいいだろう。

だが、ひとつだけ残念なお知らせがある。デハーンはすでに結婚していた……。自分と結婚する可能性はゼロだとしても、この隠し切れないショックは何なのか。それはさておき、美しき悪役にもぜひ注目していただきたい。

グウェン&ピーターの愛の行方


『スパイダーマン』シリーズが好きな女性の多くが気になるのが、ピーターとグウェンの愛の行方。本作では2人の関係性が大きく揺らぎ、観客をハラハラさせる。大学を卒業後、自分の夢をかなえようと前に進むグウェンと、ヒーローとしての責任とリスクゆえにグウェンを真正面から受け止めることが出来ないピーター。2人の葛藤やけんか、ちょっとした会話できゅーんとなり、思わず固唾(かたず)を呑んで見守ってしまうシーンが満載。手がけたのが日本でも大ヒットした恋愛映画『(500日)のサマー』のマーク・ウェブ監督だけに、その手腕はさすが。一部のファンの方からは「ふたりの恋愛部分が長い気がする」「もっとリズミカルに展開してほしい」といったリクエストもあったようだが、「女子はこういうシーンはたっぷり見たいの。まどろっこしいのが恋愛だから……」という女子としての感想もご紹介しておきたい。

さいごに


著者はTOHOシネマズ日本橋の“ドルビーアトモス”が導入されたスクリーンで鑑賞したのだが、その音の迫力に驚いた。“ドルビーアトモス”とは、2012年春に誕生した新しいシネマ音響。スピーカーを天井に設置し、高さを含む3次元的な表現が可能。クオリティの高さはもちろん、スピーカーごとに自在に音を配置し移動させることができるので、より自然でリアルな音を体験することができる。やや専門的な話になってしまったが、とにかく色んな所から音が飛んで来て(いる気がする)、まるで本当に目の前で起こっているかのような臨場感で迫ってくるのだ。
『私、音がいいとか悪いとか、あんまりワカンナイ。』と思っている方も、ドルビーアトモスの威力はきっと感じていただけるはず。

ちなみにTOHOシネマズ日本橋では、ここだけのプレミアボックスシートもある。木目調の肘掛けがセレブ感漂い、黒のレザーシートも通常より1.5倍の大きさで、かなりくつろげそうだ。

ゴールデンウィーク中、とびきりなデートをしたいという方は、ラグジュアリーな空間で迫力ある音を体験しながら『アメイジング・スパイダーマン2』を鑑賞、その後はCOREDO日本橋で食事というコースはいかがだろうか? きっと彼氏も喜んでくれるはず。
もちろん本作は、ひとりでもじゅうぶんに楽しめる(著者は楽しめた)ので、その時はぜひ、ガーフィールド&デハーンを思いきり一人占め(!?)してほしい。
(mic)

『アメイジング・スパイダーマン2』

監督:マーク・ウェブ

出演:アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン、ポール・ジアマッティ、サリー・フィールド

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
4月25日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー