「飲酒運転でつかまると車を売られてしまう」新しい法律―デンマーク

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飲酒運転での事故が増えているデンマークでは、規定のアルコールレベル以上が検出されたドライバーの車は売られてしまう、という法律ができたそうです。

デンマークでは、交通事故を起こす車の約4分の1のドライバーが、高いアルコールレベルで飲酒運転している、もしくは薬物の影響下で運転をしているそうです。そこで、国民の飲酒運転を防ぐためにできた新しい法律が、飲酒運転した人の車を売り飛ばす、というもの。

捕まるのが初回であったとしても、血中のアルコール濃度が0.02以上検出されると、車が自動的に没収され売り飛ばされるのです。また、過去3年以内にアルコール濃度0.005以上が検出されている人が、新しい法律が始まってから0.015以上の濃度を検出されてしまうと、車が没収となります。

過去3年以内に、飲酒もしくは薬物の影響下で運転をし2度以上逮捕されている人にも同じ処罰が下るそうです。

売り飛ばされた車のお金は国のものになってしまうそうです。
新しい法律がどれくらい影響し、飲酒運転率が変化するのか見ものですね。

Drive drunk and lose the car
http://cphpost.dk/news/drive-drunk-and-lose-the-car.9299.html