Vol.4 ― 放送終了「神の贈り物」B1A4 バロ&Secret ソナ、演技ドルの挑戦に“好評一色”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
“演技ドル”の輝かしい成長を見せてくれた作品だった。「神の贈り物−14日」(脚本:チェ・ラン、演出:イ・ドンフン、以下「神の贈り物」)に登場したB1A4 バロとSecret ソナは多少個性の強いキャラクターを演じこなし、演技ドルとしての一面を如実に表した。

22日に韓国で放送終了したSBS月火ドラマ「神の贈り物」の虚を突くどんでん返しは第16話でも続いた。ハン・セッピョル(キム・ユビン)を殺した真犯人を探し出し、キ・ドンホ(チョン・ウンピョ)の無罪を証明しなければならない中で「神の贈り物」は曖昧な結末を迎えた。セッピョルとドンホを助けたキ・ドンチャン(チョ・スンウ)の行方が水の音と共に分からなくなったためだ。視聴者はこれをドンチャンの死と考えている。

「神の贈り物」は高い演技力を披露したドラマとして有名になった。チョ・スンウとイ・ボヨン、キム・テウなど演技派俳優たちの活躍はもちろん、演技ドルであるバロとソナの演技もスムーズだったのだ。視聴者は二人の演技を絶賛した。

簡単でない精神年齢6歳役のバロ

バロが演じたキ・ヨンギュは子どものころ、銃器事故によって精神年齢が6歳で止まった人物だ。この事故を自分が起こしたと思っている叔父のドンチャンはヨンギュに罪悪感を抱きながら、これまで生きてきた。ヨンギュの特徴は6歳の子どものような純粋さとゆっくりとした話し方だ。バロは自身の演技力を最大限に発揮し、ヨンギュを演じ遂げたと評価された。

ヨンギュはドラマでセッピョルの唯一の友達としての役割を果たし、セッピョルの誘拐に関連し、重要な役割を果たす人物となった。そのため、自然に注目される役でプレッシャーが大きかったはずだが、ぶれることなく最終回を迎えた。

演技ドルにあまり与えられないキャラクターの強い役に挑戦したバロに感心する。下手するとノイズが出かねないキャラクターであるヨンギュ役を無難に演じこなしたバロを視聴者も褒め称えた。

すばらしい演技を見せたソナ、好評一色

ここに好評一色の演技ドルがもう一人いる。ソナは女詐欺師のジェニ役を演じ、「神の贈り物」で熱演を披露した。「花を咲かせろ!イ・テベク」の後2度目となる演技への挑戦だったが、すばらしい演技は視聴者を驚かせるのに十分だった。さらにジェニは思ったよりも複雑なキャラクターだ。前科5犯で、女詐欺師だがドンチャンへの純粋な気持ちは誰にも止められない。

それだけでなく、ジェニは義理堅い人物であるため、自身の体を酷使してまでもセッピョルを助けるために奮闘した。ソナはそんなジェニを表現するために、全力を尽くしてキャラクターの感情を追った。複雑で微妙なジェニの感情をしっかりと表現したソナは体当たりの熱演で視線を引きつけた。

ソナの演技の中で、視聴者からもっとも鳥肌が立つシーンとして選ばれたのは精神病院でのシーンだ。ソナはセッピョルを探すヤクザに殴られた後でもセッピョルを助けるために精神科の医師の前で自害演技をするなど、リアルな演技でドラマを盛り上げた。

そのため、すべての演技を無理なくこなしたソナの今後にさらに期待が集まっている。「神の贈り物」で好評されたソナがさらにたくさんの作品を通して演技力に磨きをかけることができるか関心が集まっている。

「神の贈り物」はセッピョルを助けたドンチャンの死で結末を迎えた。しかし、視聴者の心の中にはドンチャンもセッピョル、スヒョンと共に生きていると思いたいはずだ。「神の贈り物」は後番組の放送スタート前に、スペシャル放送を準備している。

「神の贈り物」の後番組は、イ・ジョンソク、パク・ヘジン主演の「ドクター異邦人」(脚本:パク・ジヌ、演出:チン・ヒョク)が韓国で5月5日に放送スタートする。