左から榮倉奈々、豊川悦司

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西炯子原作の映画『娚の一生』が、2015年に全国で公開されることがわかった。

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原作の『娚の一生』は、現在『月刊フラワーズ』に連載中の『姉の結婚』などで知られる西炯子の同名コミック。東京で仕事に追われながらつらい恋愛をしていた堂薗つぐみが祖母の死をきっかけに田舎の一軒家に住むことになり、そこに強引に住み込み始めた大学教授の海江田醇に戸惑いながらも次第に心を開いていく様を描いている。

自分は幸せになれないと思い込み、素直になれないでいるつぐみを演じるのは榮倉奈々。関西弁を話し、50歳を過ぎても独身のままでいる大学の哲学科教授・海江田を豊川悦司が演じる。監督は、『きいろいゾウ』『100回泣くこと』で知られ、『余命1ヶ月の花嫁』で榮倉と『やわらかい生活』で豊川とタッグを組んでいる廣木隆一。

【榮倉奈々のコメント】
廣木監督と再びお仕事させてもらえる事に、喜びと興奮と緊張で心が忙しい日々を送っています。廣木監督の作る現場では、凝り固まった心が解けるような奇跡的な体験が待っているような期待に胸を膨らませつつ、緊張感を保ちながら、最大限頑張らせていただきたく思っています。豊川さんとの共演もまた同じように喜びと緊張が入り混じり合った気持ちです。大きな懐に飛び込ませてもらうつもりで全身で頼らせていただきたいです。待ち遠しくもあり、怖さもあり、とっても幸せな責任を負わせていただいてると、この場を作ってくださった監督、スタッフの皆様に感謝ばかりです。

【豊川悦司のコメント】
久しぶりのラブストーリーなので、どっぷりと恋というものに浸りたいと思います。榮倉さんは凛とした美しさをもっている女性だなと感じていました。役を通して、僕自身も、役の向こう側の榮倉さんご自身に、恋をしていきたいと思います。ともに手をとりあって、この物語を紡いでいきたいと思います。廣木監督と出会った『やわらかい生活』は、自分でもとてもお気に入りの映画です。『娚の一生』のお話をいただいた時も、廣木監督が撮るということが大きな決め手でした。絶大な信頼を寄せています。小さくて優しい物語です。ささやかだけど温かい映画になると思います。悪い人はひとりも出てきません(笑)。ほんのりと、恋に触れたくなったら、この映画を観てくださいね。

【廣木隆一監督のコメント】
榮倉さんとも豊川さんともガッツリもう一度映画がやりたかった。西炯子さんの原作が凄く気になった。西さんが描く人物像は広い世代に通じる日本文化的なものだと思った。読んですぐにお二人の顔が浮かんだ。榮倉、豊川でこの映画が見たくなった。いや、撮りたくなった。でも、監督が一人でそんな事を思っても実現しない事くらい分かっている。でも、同じように思ってくれるスタッフがいた。本当に嬉しかった。現実を忘れて一時、僕たちの流れて行く時間に付き合って下さい。いや、一緒に共有しましょう。所詮、世の中、男と女、いや、女と男しかいないのですから。「男の一生」も「女の一生」も誰か(何か)に巡り会うもの。そんな映画になればいいと思います。そんな想いが一杯詰まった映画です

【西炯子のコメント】
いつまでも、いつでも、人は人を好きになる、という、短い話です。それだけなのですが、それがなぜ切なく苦しいのでしょうか。このたび、豊川さんと榮倉さんの大人の演技で味わっていただけることになりました。原作をお読みいただいた皆様、これからお読みいただく皆様、是非諸々お楽しみになさって、劇場へお運びくださいませ。