0≧武田>モイーズ!

僕は昨晩から真剣に悩んでいます。イギリスのメディアが一斉に報じ始めたマンチェスター・ユナイテッドのモイーズ監督解任報道についてです。冷遇される香川真司さんの将来についてもそうですが、このことによる武田の去就に与える影響について、いろいろと不明点が多く困っていたのです。

代理人関係であるとか海外移籍経験者ならわかるのでしょうか。まず、モイーズ氏の後任として武田にオファーが来た場合、武田の持つS級ライセンスはイングランド・プレミアリーグで指揮を執るに足る資格なのでしょうか。もし不足であるとされるなら、日本のサッカー関係者はほぼほぼイングランドで指揮を執れなくなってしまいます。それは困りますので、ここは認めてほしいところです。

また、武田は現在・過去含めて監督職の経験がありませんが、取得が厳しいと言われるイギリスでの就労ビザは発行されるのでしょうか。実務経験をつつかれると厳しいかもしれません。その場合は、まず現地の英語学校などに学生としてもぐりこみ、学生ビザで可能な範囲(週20時間)で監督業をこなすという作戦でしょうか。うむ、20時間もあれば武田には十分。週2回の試合立ち会い(2時間×2)、週4日間の練習立ち合い(1時間×4)、週6日間の謝罪会見(2時間×6)でピッチリ20時間。最低限の仕事はこなせそうです。

とにかく拠点さえ作ってしまえば、あとは現地で花嫁を見つけるなどして長期滞在の許可を得ることは可能でしょう。6年契約などの長期契約の提示をしたい場合でも、「滞在許可がおりなければ解任できる」等の条項を盛り込んでもらえればお互いに問題はなくなります。武田が本気になれば1年以内に花嫁は見つかるでしょうから。ふぅー、とりあえずは何とかなりそうですね。

瞼を閉じれば浮かび上がる風景。真っ赤に染まったスタンドと、誇りを取り戻したサポーター。「誰だか知らんがモイーズよりはマシだろ」「余計なことをするなよ」「一昨年の戦術に戻してくれ」とファンからの期待感もうなぎ上り。VIP席から見守るサー・アレックス・ファーガソン元監督も、「頂点を獲れ」とでも言わんばかりに、天に中指を突き上げて青年監督を後押しします。トップ下で先発起用された香川真司にはメディアからの取材が殺到。「どういう人物なんだ?」「戦術の傾向は?」「どんな指示を与えられた?」という矢継ぎ早の問いに対して、香川真司は「アイ・ドント・スピーク・イングリッシュ」「アイム・ソーリー」とかわしながら、ライブチャットを通じて「僕たちはピッチの上で全力を尽くすだけです」とのコメントを発表。答えはピッチの上で出す…そんなプロフェッショナリズムで新たな門出を迎えます。そしていよいよオールド・トラフォードに颯爽と立つ青年監督。「芝生がキレイだねー」「よーし、先発メンバー発表するよ」「GK…デ・ゲア!」と就任1試合目に向けて気合を漲らせます。現地大衆紙もこの試合の結果を1面で伝え、「"NO"buhiro(ザ・サン)」「Moyes, Come Back!(デイリー・ミラー)」「Who Are You?(デイリー・メール)」と武田フィーバーを加速させていく…。これなら「シャツを売りに着た日本人」なんて揶揄されることはないでしょう。売れるもんなら売ってみろって感じですよね。

ということで、武田監督就任実現に向けて、契約の細かい部分を詰めていきましょう。


◆武田はS級ライセンス持ってるぞ!ライセンス持ってるぞ!持ってるぞ!

ここまで17勝11敗6分という成績で低迷するマンチェスター・ユナイテッド。リーグ戦、カップ戦、欧州CLでの無冠はすでに決定しており、さらに先日のエヴァートン戦に敗れたことで、残り試合を全部勝っても現時点で4位のアーセナルに届かないことが確定し、来季の欧州CL出場もなくなりました。

↓モイーズ監督はこれだけの偉大な記録を達成してきたとのこと!
<モイーズ・ユナイテッドが達成した記録>

ユナイテッドはプレミアリーグでの最小勝ち点を更新することが決定。

チャンピオンズリーグ出場権を獲得できなかったのは1995年以来となる。

ホームでの成績は過去10年間で最悪。

2001年以来となるリーグ3連敗。

FAカップ3回戦での敗戦は、ファーガソン時代には一度しかなかったこと。

スウォンジー・シティにホームで史上初の敗戦。

ニューカッスルにホームで1972年以来の敗戦。

ウェスト・ブロムウィッチにホームで1978年以来の敗戦。

ストーク・シティにリーグ戦で1984年以来の敗戦。

マンチェスター・シティ戦でのエディン・ゼコのゴールは、ユナイテッドにとってプレミアリーグで初の前半1分の失点。

マンチェスター・シティとリヴァプールがともにユナイテッドに2勝したのはプレミアリーグ初。

エヴァートン、マンチェスター・シティ、リヴァプールが揃ってユナイテッドに2勝したのはプレミアリーグ初。

エヴァートンがユナイテッドにリーグ戦で2勝したのは1969-70シーズン以来。

エヴァートンとリヴァプールがともにユナイテッドに2勝したのはプレミアリーグ以前も含めて初。

http://www.asahi.com/sports/soccer/world/goal/GOC201404210079.html

オーナー:「武田はモイーズよりマシなんだろうね?」
フロントA:「ええ、大丈夫です」
フロントB:「武田はマンチェスターCやリヴァプールに3敗するようなことはないでしょう」
フロントC:「もちろんエヴァートンに対しても、です」
フロントD:「欧州CLで敗北を喫することもないとお約束できます」

武田がモイーズの尻拭いをする日が来ようとは…!

「アッコにおまかせ」で忙しいんだけどなぁ!


↓そんな低迷の影響か、ついにモイーズ監督解任との報道が始まった!


「えぇぇぇ」みたいな写真、わざわざ選んでるんだろうなwww

「えぇぇぇ」じゃないだろ今さらwww


↓後任候補には多くの名前が上がり、いまだ絞り切れていない模様!


クロップ氏を筆頭候補に、ギグス兼任コーチやシメオネ氏の名前も上がる!

武田氏の名前はまだ水面下で静かに潜航している段階!


しかし、何故ここにきて、という疑問が残る解任報道。日本はもちろん、よりお客が過激なイタリアあたりではマンチェスター・シティに1-4でボコられたあたりとか、つづけてWBAに負けたあたりとか、公式戦3連敗のあたりとか、欧州CLを敗退したあたりとか、とっくにクビになっていそうなもの。それをここまで引っ張ったのです。そもそもがファーガソン監督からの後継指名を受けて6年契約という厚い信頼で始まった関係でもあり、「あぁ6年我慢する気なんだな」と思っていたくらいです。

もし我慢はできないまでも、年俸8億円ともいわれるモイーズ監督です。残り5年を残して解任などということになれば、数十億円規模の違約金が発生してしまいます。それでさらに新監督をどこかから引っ張ってこなければいけないのですから、いくらバブルなプレミアとは言っても、ようよう承服できる出費ではないはず。こりゃ任期満了を待つしかないと思っていたのですが…

↓地元では「欧州CL出場を逃した場合は、1年分の違約金を払えば解任OK」なのだとする報道が!
The mathematical impossibility of United finishing in the top four this season, following their 11th Premier League defeat of the season at Goodison Park on Sunday, means that United need only give Moyes a one-year pay-off under the terms of his five-year deal, rather than honour the full four years left on that contract. Ryan Giggs could then take over as caretaker manager for the final four games of the season

http://www.independent.co.uk/sport/football/premier-league/david-moyes-to-be-sacked-manager-waits-for-ruthless-sacking-but-manchester-uniteds-decision-was-made-in-february-9273567.html

何だ、金の問題か!

それならそうと早く言ってくれればよかったのに!

武田には金の問題はないぞ!


そうかそうか、お金ですか。武田監督就任にあたっては、すでに「ペイ監督」というコチラからお金を払って監督をやるという新概念を提案済ですが、マンチェスター・ユナイテッドさんでの就任ということであれば、もう一歩譲歩しても構いません。

問題の違約金、モイーズ監督の場合は「残り5年分ガッツリ払う」のはイヤだが、「1年分で済む」ならクビにしたいという話ですよね。武田はむしろ逆です。武田をクビにする場合、武田が違約金をお支払いする…ということではどうでしょう。

ただし、その額は就任期間が長くなるほどに大きくなっていきます。モイーズ監督は任期が終わりに近づくほど違約金が減っていきますが、武田は任期が終わりに近づくほど違約金を増やすという新提案です。具体的な計算式は試合数をnとして、解任時点での試合数をもとに「2の(n-1)乗万円」をお支払いするという形です。

1試合目でクビにするなら1万円、2試合目なら2万円、3試合目なら4万円…と成績が出ないごとに天文学的に違約金が増えていくワクワクキャッシング。仮にモイーズ監督と同じく35節での解任とした場合、2の(35-1)乗万円ということで171億円をお支払いするという形ではいかがでしょうか。これならば、「もういっそここまで来たら今季終了までは武田監督で」という話にもなりそうですよね。それはクラブ側・武田側双方にメリットがあるウィンウィンな提案ではないでしょうか。もちろん武田は契約期間の間、肖像権などを活用してガッポリ稼がせていただきますが、ね。

↓武田はどんな困難な仕事からも逃げない、その覚悟があることをお約束します!



基本、来たオファーは全部受けるぞ!

ただし、エスパルスとマンUが被った場合、エスパルスを選ぶ!

それが武田の男意気!


モイーズの評価は地に落ちても、武田の評価はゼロから動いていない!