「世界初」の驚異的なズーム倍率を達成

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総合光学機器メーカー、タムロン(さいたま市)は2014年4月24日、約18.8倍と「世界初」の驚異的なズーム倍率を達成したデジタル一眼レフカメラ(APS−Cサイズ相当)用レンズ「B016」を発売する。広角端16mmから望遠側300mmまでカバーする高性能・高倍率で、同社が開発した「定在波型」超音波モーター「PZD」によりAF駆動時のスピード、静音性にも優れている。

ズーム拡大もボディサイズは"縮小"

広角端16mmは35mm換算で24.8mm、望遠側300mmは同465mm。タムロンでは「範囲に被写体を写しとめたい」という顧客の要望に応える形で、世界初となる高倍率ズームレンズを開発したという。ズーム全域で最短撮影距離0.39m、最大撮影倍率1:2.9を達成。被写体にかなり近づくことができ、ストレスなく本格的なマクロ撮影が行える。

レンズ構成は12群16枚。ガラスモールド非球面レンズ3枚、複合非球面レンズ1枚、LD(Low Dispersion=異常低分散)レンズ2枚、 XR(Extra Refractive Index:高屈折率)ガラス1枚、XRガラスよりも屈折率が高いUXR(Ultra−Extra Refractive Index=超高屈折率)ガラス1枚など、特殊硝材を贅沢に使用することで諸収差を徹底補正した。

タムロンは、1992年に大幅な小型軽量化を実現した高倍率ズームレンズ「71D」(28-200mm)を発売以来、高倍率ズームの先駆メーカーとして20年以上にわたり次々と新製品を開発。APS−Cサイズデジタル一眼用のものとしては、「B008」(18-270mm)を販売中。

新製品の「B016」は、「B008」よりズームサイズを拡大しながらレンズボディが大型化しないよう配慮。UXRガラスを導入し、設計の自由度を向上する5群移動ズーム方式を採用するなど、最新の光学設計技術と高度な機構設計技術、高精度なレンズ加工技術を融合させ高倍率化、高画質化を図りながらも、小型化を実現したという。

対応マウントは、キヤノン用、ニコン用。ソニー用は順次発売予定。希望小売価格は8万7000円(税抜)。