19日、Jリーグ第8節が行われた。

ヴァンフォーレ甲府はホームで名古屋グランパスと対戦し、2-0で勝利した。序盤は拮抗していたが、甲府がセットプレーで試合を動かした。27分、コーナーキックをDF佐々木が頭で合わせて先制し、1点リードで前半を折り返す。

後半に入ると完全に甲府ペース。テンポのいいパス回しで名古屋を押し込み、気持ちの入ったプレーでペースを握る。対して名古屋は中央を崩そうとチャレンジを繰り返すが、可能性の低いコースを無理に通そうとする場面が目立ちシュートまで持ち込めない。

甲府に追加点が生まれたのは77分。大きなサイドチェンジから左サイドを上手く崩しクロスを上げると、これを名古屋GK楢崎がファンブル。詰めていたFW石原が押し込んだ。名古屋は終盤にPKを得るが、これをFWケネディが失敗。反撃できないまま終了した。

その他、鹿島アントラーズとヴィッセル神戸の上位対決は、2-3でアウェーの神戸が勝利。神戸は暫定首位に立っている。徳島ヴォルティスはホームで清水エスパルスに0-4で敗戦。徳島は開幕以来勝ち点を獲得していない。

【J!第8節結果】
仙台 0-3 鳥栖
徳島 0-4 清水
鹿島 2-3 神戸
柏 0-0 横浜FM
F東京 2-0 C大阪
G大阪 2-1 大宮
浦和 1-0 川崎F
甲府 2-0 名古屋