開幕戦を制した中根初男(写真提供:PGA)

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<金秀シニア沖縄オープンゴルフトーナメント 2日目◇19日◇喜瀬カントリークラブ(6,881ヤード・パー72)>
 国内シニアツアー「金秀シニア沖縄オープン」が沖縄県にある喜瀬CCで行われ、51歳の同級生プレーオフの末、中根初男が初優勝を飾った。この日“68”で回った中根が、前日首位の崎山武志に追いつき、トータル8アンダーで並んでフィニッシュ。プレーオフに突入し、1ホール目に中根がバーディ、崎山がパーで決着した。

 中根は1988年のプロ入り以来、レギュラー、シニアを合わせて初めてのツアー優勝。ポール・ウェセリン(イングランド)と白石達哉が2打差の3位タイに入った。会長に就任した倉本昌弘は61位、プロ50年目を迎える青木功は54位で2日間を終えた。
 「こんな僕が優勝していいんでしょうか」が、中根の第一声だった。「優勝もないし、シードも取ったことがない」という中根の初優勝。「ゴルフを始めたころにテレビで見ていた人たちばかりの中で出られるのがうれしいし、回って勝てたのがもっとうれしい。青木さんに『おめでとう』って握手されたのは感激でした」と感慨深げに話した。
 高校(茨城・土浦日大)で野球をしていたが1年生のときに左足のケガで断念。父が持っていたクラブを振ったところ「ホームランの距離を簡単に飛ばせるんで、いっぺんでおもしろくなった」と卒業後は現在の所属先の大利根CCへ。25歳でプロになった。しかし、30歳でイップスにかかり、その後は泣かず飛ばず。今もバックスイングの前にクラブを飛球線方向に出してからでなければ上がらない。それでも、懸命に努力し続けてきた結果がこの日の優勝につながった。
 「たまたま、勝ったんだと思います。勝つことがどういうことか、よくわからないんですけど。欲がないかもしれないんですが、2勝目なんて考えていません」と照れる。「妻も息子も(優勝を)信じてはくれないでしょうね」。周囲にいたみんなが笑った。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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