<KKT杯バンテリンレディスオープン 初日◇18日◇熊本空港カントリークラブ(6,455ヤード・パー72)>
 国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディスオープン」が熊本県にある熊本空港カントリークラブを舞台に開幕。初日の競技を終え、賞金女王を目指すO・サタヤ(タイ)と高校1年生のアマチュア、勝みなみが6アンダーで首位タイに立った。
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 勝は鹿児島県出身の15歳。まだ中学生だった昨年、この大会や「スタジオアリス女子オープン」などでローアマに輝いた逸材だ。アマ競技でも「全国中学校ゴルフ選手権」優勝、3月にニュージーランドで開催された「ニュージーランドアマチュアゴルフ選手権」でリディア・コの大会レコードを2打更新しトータル19アンダーで優勝と数々の輝かしい経歴をもっている。
 今季はこの試合がツアー初参戦だが、その試合の初日でいきなり魅せた。勝はインコースからスタート。出だし10番で2メートルのパーパット、12番では5メートルのパーパットが残るがこれをなんとかパーでしのぎ「今日は調子がいい」と手ごたえを得る。
 そして14番、ピンまで残り120ヤードのセカンドショットを9番アイアンで4メートルにつけると、これをねじ込んでバーディを奪取。これを皮切りに18番まで圧巻の5連続バーディを奪った。5アンダーで折り返すと、後半は5番パー5でスコアを伸ばし6アンダーでホールアウト。「今日はラッキーが多かった」と運にも恵まれたが、ショット、パット共に冴え渡り“66”の好スコアをたたき出した。
 なお、勝が5連続バーディをマークするのは今回が2回目。初回はプライベートのラウンドで「小6の時です。その時のスコアは67ですね」とさらっと言ってのけた。
 3月の「PRGRレディス」では森田遥、「アクサレディス」では柏原明日架と今季はアマチュア選手の活躍が目立っている。勝も「刺激になっています。森田さんはニュージーランドも一緒にいって話を聞かせてもらいました」とこの2人の存在が刺激になっている様子だった。森田から「17番のこれを決めたらプレーオフとか考えたら力が入って短いパットが入らなかった」とプロの試合でかかるプレッシャーの聞き、「アマチュアの間に1回は経験したい」と最終組でのラウンドを熱望していた。
 なお、勝がもしこの大会で優勝すると15歳と293日で、キム・ヒョージュ(韓国)が2012年に「サントリーレディス」で記録した16歳332日での優勝記録を上回ることになる。
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