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大きなリターンが期待できる中小型株をスペシャリストが選別

 ユーロ圏は、欧州債務問題の長期化を背景に株価には米国や日本と比較して出遅れ感があります。

 完全に欧州債務問題が解決したわけではありませんが、ユーロ圏の景気は緩やかに回復傾向にあります。2013年10〜12月期のGDP(域内総生産)成長率については前期比0・3%増となり、3四半期連続のプラス成長になりました。

 この状況の中、HSBC投信が3月25日に設定する「HSBCユーロランド中小型株式オープン」は、ユーロ圏の中小型株式を主な投資対象とするファンドです。

 中小型株式は、景気回復時における株価の上昇局面では、大型株を大きく上回るリターンを上げる傾向があります。一方で、株価の下落局面では大型株とそれほど変わらない下落率に収まる傾向がみられています。

 同ファンドの運用は、HSBCグローバル・アセット・マネジメントの欧州株式運用部門のうち、平均15年の運用経験を有する中小型株式に精通したベテラン4名のスペシャリストチームが担当。豊富な運用経験と実績に裏打ちされた、堅調な成績が期待できるファンドのひとつと考えられます。

 為替ヘッジが行なわれていないことから、為替による収益も期待できる半面、運用管理費用(信託報酬)を含む投資コストが相対的に高いのが注意点です。

 HSBC投信が運用する新興国ファンドは、いずれも基準価額を急騰させた経緯があります。先進国と新興国という違いはありますが、投資対象が中小型株式であることを考えれば、猝瓦荳討゙〞の期待を抱くことのできるファンドといえるでしょう。

HSBCユーロランド中小型株式オープン
設定日: 2014年3月25日
基準価額: -
購入時手数料: 3.50%
決算日: 毎年2月20日
販売会社: マネックス証券など

※購入時手数料は税技き。

深野康彦
ファイナンシャルリサーチ 代表

中堅クレジット会社勤務などを経て独立。独立系ファイナンシャル・プランナーとして個人のコンサルティングを行ないながら、テレビ・ラジオ番組への出演、新聞やマネー誌、各種メールマガジンへの執筆など、メディアへの出演多数。



この記事は「WEBネットマネー2014年5月号」に掲載されたものです。