ロシアスケート連盟のアレクサンドル・ゴルシコフ会長は16日、ロシアスポーツメディアとのインタビューに「韓国側がなぜ提訴したのか理解できない」と話した。複数の韓国メディアが報じた。(写真は「CNSPHOTO」提供。ソチ五輪閉会式)

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 ソチ五輪フィギュアスケート女子でキム・ヨナが銀メダルで終わったことを不服とし、韓国スケート連盟が国際スケート連盟(ISU)に提訴したことについて、ロシア側が困惑を示している。

 ロシアスケート連盟のアレクサンドル・ゴルシコフ会長は16日、ロシアスポーツメディアとのインタビューに「韓国側がなぜ提訴したのか理解できない」と話した。複数の韓国メディアが報じた。

 ゴルシコフ会長は「私も今、あなたたち(記者)と同じ立場だ。韓国側がどの部分に対して提訴したのか正確に判断できずにいる」と述べた。

 ロシアメディアによると、韓国連盟は「前ロシアフィギュア連盟会長でロシアフィギュア連盟事務総長を務めるワレンティン・ピセーエフ氏の夫人、アラ・シェコフチョワ氏が、審判に参加し、試合直後にソトニコワと抱擁した点」、「過去に資格停止処分を受けたユーリ・バルコフが審判陣のひとりだったこと」、「そのほか審判陣の偏向採点疑惑」を指摘している。

 ゴルシコフ会長は「ショートプログラム(SP)が行われる前、フリーでは審判が4人交代し、5人はショートと同じになることを詳細に伝えた。フィギュアの試合ではよくあることだ。(韓国側が)なぜ“審判の交代”を問題視するのか分からない」と発言。「不満がある人はその場で抗議することができる。しかし当時、韓国を始め不満を示した人がいるという話はまったく聞いていない」と説明した。

 審判陣のひとりだったユーリ・バルコフについては、「当時はそのようなことは知らなかった。多くの審判の中から選ばれたもので、例え過去に資格停止を受けていてもずいぶん昔のことだ」と述べた。

 今後の対応について問われると、「私が言えることは何もない。ロシアスケート連盟の会長としても、個人的にもできることは何もない。ISUからも、韓国連盟からも提訴について正式な連絡は全くない」と話した。(編集担当:新川悠)(写真は「CNSPHOTO」提供。ソチ五輪閉会式)