※イメージ画像:『Popteen 2014年5月号』角川春樹事務所

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 “天使すぎるアイドル”として話題の橋本環奈(15)が所属する福岡発のアイドルユニット・Rev.from DVL(レブ・フロム・ディーブイエル)が、4月16日にメジャーデビューシングル「LOVE-arigatou-」をリリースした。これに合わせて各地で発売記念のハイタッチ会が開催されているが、ファンから「売り方がえげつない」と大ブーイングが起きる事態が起きている。

 橋本といえば、昨年11月ごろにイベントでダンスをしている写真がネット上にアップされ「天使すぎる」と一躍話題に。その人気ぶりは雑誌や情報番組などでも取り上げられ、今年1月には単独で表紙を飾った「an・an」(マガジンハウス)の特集で「1000年に一人のアイドル」というキャッチフレーズまでつけられた逸材だ。最近は単独でゴールデンのバラエティーなどに出演し、ソフトバンクモバイルの「白戸家」のCMでお父さん犬と共演するなど知名度が急上昇している。

 その橋本がグループとして出演するハイタッチ会は、15日〜20日にかけて地元・福岡、東京・お台場、秋葉原、大阪などで開催され、追加イベントまで決定する盛況ぶりとなっている。

 このイベントに参加するためにはCDに封入された参加券が必要。それだけなら最近のアイドル界では当たり前だが、ブーイングの対象になっているのは参加券に記載されたメンバーとしかハイタッチできないというルールだ。ハイタッチ会には橋本を含めて12人のメンバーが出演するが、参加券は完全にランダムとなっているため、橋本目当てのファンは彼女の名前が記された参加券が出るまで何枚もCDを買わなくてはならない。

 公式ホームページでは事前にアナウンスされていたが、詳細を知らないままCDを購入した橋本ファンが呆然とする事態が頻発しているようだ。Twitterなどでは他のメンバー数人分の参加券と橋本の参加券を交換してほしいと呼び掛けるユーザーも出現しており、メンバーの人気に差があり過ぎるために混乱が生じているようである。

 この“ランダム商法”に対し、ネット上では以下のような声が上がっている。

「あまりにもえげつなさすぎて震えるわ」
「他のメンバーはハズレ券扱いになるんだろうな」
「露骨なくらい一気に回収にきてるね」
「砂金掘りみたいなイベントだな」
「12分の1の確率で環奈ちゃんを当てろということか」
「全員とハイタッチしても時間的に大差ないだろうに…」

 イベントに参加したファンもネット上に批判的な意見を書き込んでおり、一部では「環奈ちゃん目当てで観覧に来たJKがCD開封してハイタッチ券を見て涙目になってました」という情報も。ただし、イベントではメンバー3人ずつ4レーンに分けられ、参加券に記載されたメンバーのいるレーンの全員とハイタッチできる方式になっている場合があるようだ。目当てのメンバーに当たる確率は4分の1になるが、列の割り振りなど運任せの要素が強くランダムなことには変わりない。

 ファンの矛先はランダム商法だけでなく、イベントの写真撮影が禁止されてしまったことも不満の対象になっている。橋本はファンが撮影した“天使すぎる一枚”がネット上にアップされてブレイクしたという経緯がある。いわば、そういったファンのおかげで今の地位があるわけだが、その恩をアダで返す行為だと批判されているのだ。

 こういった変化について、ファンからは「吉本興業が絡んだせいだ」との声も上がっている。橋本のブレイク後、吉本興業の関連レコード会社「よしもとアール・アンド・シー」がバックアップに名乗りを上げ、メジャーデビューシングルの発売やイベントの主催を一手に担っている。販売戦略が一気に広がった反面、その急激な変化がファンとの間に軋轢を生んでいるようだ。

「メンバーを選べるようにしてしまったら橋本だけに人気が集中し、他のメンバーに光が当たらなくなってしまいますからね。グループをバックアップするからには、橋本一人の人気で持っている現状を変えなければならないという意図もあるのでしょう。しかし、ファンにしてみれば急激に“商業アイドル化”してしまったことに困惑するのも当然。他のメンバーが橋本の人気に追いつくのも容易なことでなく、どうしても『橋本の人気で釣っている』という印象になってしまう。ファンの批判が高まっているものの、橋本の露出が急増して全国区のタレントになり、グループの注目度が上がったのは吉本の力が大きい。ファンの反感を買うことなく、グループの底上げができればいいのですが…」(芸能関係者)

 すべてはメンバー間の人気の格差が原因といえそうだが、同じ福岡を拠点とするHKT48がズバ抜けた知名度のある元AKB48・指原莉乃の加入で注目され、一気にブレイクしたという例もある。その時も急激なメジャー化に戸惑ったファンは多かったが、これは見方を変えればローカルアイドルからメジャーにステップアップする際の通過儀礼ともいえるだろう。全国進出を果たしたRev.from DVLが「天使すぎるアイドルがいるグループ」というだけで終わってしまうのか、橋本人気に乗ってブレイクするのか。今後が正念場といえそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)