16日にスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)の決勝が行われ、レアル・マドリーが2−1でバルセロナを破り、3大会ぶり19回目の優勝を決めた。

バレンシアのメスタージャで行われた試合は開始11分にマドリーがディ・マリアのゴールで先制すると、バルサも69分にチャビからのクロスをバルトラが頭で押し込んで追いつく。しかし残り5分、延長戦も見えてきた矢先に、ベイルが驚異的な走りを見せ、最後はGKの股間を抜くゴールを決めて勝ち越しに成功。ケガでスタンド観戦のロナウドもこれには大喜び。バルサは89分にネイマールのシュートがポストを叩く不運もあったが、追いつくことはできないまま終了の笛が鳴った。

先週チャンピオンズリーグから敗退したばかりのバルサはこれで二冠目の可能性も潰えた。一方、マドリーはアンチェロッティ体制1年目で最初の優勝カップ、今後もリーガを含めて三冠の可能性がある。