能年玲奈で「海月姫」実写映画、自信なくおどおどするクラゲヲタク役。

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「Kiss」(講談社)に連載中の人気コミック「海月姫」が、人気女優の能年玲奈(20歳)主演で実写映画化されることがわかった。2014年冬に全国公開する。

東村アキコによる原作「海月姫」は、2008年の連載開始以降、多くのファンから熱狂的な支持を受け、現在までに累計発行部数270万部を突破している(1巻〜13巻)。また、第34回(平成22年度)講談社漫画賞少女部門を受賞、「このマンガがすごい!2011」オンナ編第3位を受賞、2010年にはフジテレビ“ノイタミナ”にてテレビアニメ化もされた。

クラゲをこよなく愛する主人公の月海(つきみ)は、自らを“尼〜ず”と称し「男を必要としない人生」を掲げるヲタ女子の集う男子禁制の共同アパート天水館(あまみずかん)で暮らしていた。そんなある日、月海は、熱帯魚ショップでトラブルに巻き込まれ、おしゃれ女子にピンチを救われる。翌朝、そのおしゃれ女子が、女装をしたれっきとした男子蔵之介(くらのすけ)だと判明、驚愕する月海。月海や尼〜ずを気に入った蔵之介は男であることを隠し天水館に出入りしはじめ、月海たちとの奇妙な友情(?)関係が始まった。初めてのメイク、初めてのときめき、蔵之介の影響で徐々に変わりはじめる月海の前に、天水館の取り壊しという最大危機が襲ってきて……というストーリーだ。

今回、映画化決定とともに、主要キャストの面々も判明。クラゲヲタクで、イラストレーター目指して上京したものの、自信のなさからおしゃれな人や男性の前ではおどおどしてしまう倉下月海(くらしたつきみ)役を能年が演じる。

女装が趣味の美男子で、月海や尼〜ずと奇妙な友情関係を結んでいく鯉淵蔵之介(こいぶちくらのすけ)役には菅田将暉。真面目で堅物なイケメンエリートで、優しく弟思いな蔵之介の腹違いの兄だが、女性恐怖症で童貞、純粋な月海に惹かれていく鯉淵修(こいぶちしゅう)に長谷川博己。

そして、月海とともに天水館に暮らす“尼〜ず”には、鉄道ヲタクのばんば役に池脇千鶴、三国志ヲタクのまやや役に太田莉菜、枯れ専(※枯れたおじさまに萌える)のジジ役に篠原ともえ、和物ヲタクの千絵子役にアジアンの馬場園梓が起用された。

監督は、「ひみつのアッコちゃん」「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」の川村泰祐、脚本は「私の優しくない先輩」の大野敏哉、衣装デザインはきゃりーぱみゅぱみゅの衣装を手がける飯嶋久美子が務める。

個性豊かな豪華キャストたちが贈る、常識を打ち破るヲタク女子たちと女装男子による汗と恋とまさかの涙のドラマ。シンデレラストーリーとヲタクカルチャーが奇跡の融合を果たす本作は、5月から本編撮影を開始し、2014年12月の公開を予定している。

各キャストと原作者のコメントは次の通り。

◎倉下月海(くらしたつきみ)役:能年玲奈

どう演じれば見てくださる方に楽しんでいただけるか、今一生懸命考えているところです。私もクラゲを見るのは好きですし、あとウミウシも好きです。そんなところから入っていけたらいいのかな? と思っています。頑張らせていただきます。原作「海月姫」の魅力ですが、私が魅力というのもおこがましくて言えないので、好きな場所を言わせていただきます。なんてったって尼〜ずが大好きです。尼〜ずと楽しくおしゃべりしまくりたいです。
私が何オタクかといえば……チューチューおたくです。撮影の時も持って行っています。……いきなりよく分かんない言葉かと思いますが……私の実家では、タオルケットのことをチューチューと言っていて、当たり前のようにその名称で使っていました。ある日タオルケットというものの存在を知ってから私の中で、チューチューとタオルケットという似たようなものが混在するようになりました。中学生の時、友だちの前で、チューチューがなくて眠れなかった、という話をした時大笑いされて初めて、そんなものは無いんだと知りました。思い出すと未だに恥ずかしいですが、それでも私は!タオルケットではなくてチューチューが手離せません。