16日、騰訊体育によると、国際五輪委員会は近日、スイス・ローザンヌの五輪博物館でキム・ヨナ展を含む五輪写真展を開催するが、韓国人の心境は複雑だ。写真はソチ五輪の際のキム・ヨナ。

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2014年4月16日、騰訊体育によると、国際五輪委員会(IOC)は近日、スイス・ローザンヌの五輪博物館で2012〜2014年の五輪写真展を開催する。その中には、韓国のフィギュアスケート選手キム・ヨナソチ五輪をテーマとした展示もあるという。

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五輪博物館は最近、竣工したばかりの施設。ローザンヌを旅行で訪れていた韓国の学生は「今回の写真展で注目しているのはキム・ヨナ。この地で意外な“出会い”となった。韓国人として本当に誇らしい」と語った。

自国の選手の写真展を開いたIOCへの韓国国民の反応は分かれている。「IOCは本当にキム・ヨナを愛してくれている」という意見がある一方、「写真を見ると、彼女がソチで受けた不公平なジャッジを思い出して複雑な気持ちになる。IOCは彼女を利用して金もうけをしようとしているのだろう」との指摘もある。

ソチ五輪の「金メダル問題」はいまだに収束しておらず、大韓体育会と韓国スケート連盟は10日、正式に国際スケート連盟(ISU)の懲戒委員会に提訴している。大韓体育会と韓国スケート連盟は行動を起こしたものの、キム・ヨナのファンの不満を収めるには至っていない。

韓国では引き続き大規模なデモ活動が行われており、ファンたちはネット上でISUのオッタビオ・チンクアンタ会長の退任を求める署名活動を展開している。この署名活動にはフィギュアスケート界関係者も含まれており、糾弾文では「チンクアンタ会長の任期中にフィギュアスケート競技の芸術性は大きく損なわれた。彼が採用した“採点の匿名制”が競技の公平性を失わせ、不正を助長した」と指摘されているという。

韓国のスポーツ組織とキム・ヨナのファンに挟み撃ちにされた形のISUとIOCが、今後どのような対応を行うかが注目される。(翻訳・編集/北田)