『DVF 2014 FALL COLLECTION in JAPAN』バックステージレポート

2014秋冬シーズンのコレクションから、ショーのヘアやメイクのポイントを探るバックステージレポート。東京でのファッションショーの開催は初となる「DIANE von FUSTENBERG」のヘアチームならびにメイクアップチームに密着した。

 2014秋冬シーズンの「DIANE von FUSTENBERG」(以下、DVF)のテーマは「BOHEMIAN WRAPSODY」。ビッグメゾンということもあり、会場に国内外から多くの著名人が集まる中、ブランドのアイコンでもあるラップドレスをはじめ、夢の詰まったきらびやかなコレクションが披露された。

 ヘアスタイリングを担当したのはMoroccanoil®(モロッカンオイル)のクリエイティブチーム、そしてメイクアップを担当したのはM・A・Cのプロチーム。それぞれのチームのリードアーティストに話を伺った。

 まずはヘアスタイリングについて、 Moroccanoil®クリエイティブチームのリードアーティスト、アントニオ・コラル・キャレーロ氏に話を伺った。

スタイリングのポイントは「固めすぎず決めすぎない」

コレクションのテーマとなった「BOHEMIAN WRAPSODY」の世界観はロシアンバレエダンサーがヨーロッパへ慌てて走り去るようなイメージ。そのイメージを受けて、ヘアは「固めすぎず決めすぎない」ことをポイントにしています。

スタイリングは少し崩した感の巻き髪アップで、フロントも遊び⽑をつくっています。バレエダンサーが旅に出る時のような、自然で動きのあるテクスチャーとツヤ感を表現しています。

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 一方メイクアップについては、M・A・Cのプロチームのリードアーティスト、池田 ハリス 留美子氏に話を伺った。

メイクアップのポイントは「素肌っぽさ」

ヘアと同じくロシアンバレエダンサーが旅に出るときがイメージとなっています。先シーズン(2014春夏)からのメイクアップの傾向でもあるのですが、「ロースキン&ロービューティー」をテーマに、素肌っぽさ(メイクを施していない感じ)を追求しました。

眉は眉頭だけ濃いめに立たせつつ眉尻に向かってフェードアウトさせ、肌のグロス感もニュアンス程度に。さらにリップはテクスチャー重視でモデル自身の本来のリップの色をより美しく引き出すことにポイントを置いています。

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