タイのお祭りで喧嘩騒ぎを起こした若者5人がプロのムエタイ選手に鉄拳制裁される

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13日、タイの東北部のブリラム県で、喧嘩騒ぎを起こした若者5人がプロのムエタイ選手にリング上で鉄拳制裁を喰らった。

タイでは4月に「ソンクラン」と呼ばれる水かけ祭りが全国的に催される。水かけ祭りは例年、悪ノリした若者が死傷者が出る騒ぎを起こすが、ブリラム県では地元の大物政治家で、強豪サッカーチーム・ブリラムユナイテッドのチェアマンでもあるネーウィン・チッチョープ氏が、13日の水かけ祭り初日開会宣言で「騒ぎを起こした者たちは、会場に用意されたリングでプロのムエタイ選手と3ラウンドを戦わなければならない」と釘をさした。

しかし、ネーウィン氏が注意していたにも関わらず、不良の若者5人が喧嘩騒ぎを起こしてしまう。彼らはお祭り会場に用意されたリングまで強制的に連れて来られ、一人づつプロのムエタイ選手と対戦することとなった。

一般的にプロの格闘家と素人の戦いは、真剣勝負とは一線を画したお遊び的なものになるものだが、今回は違った。ネーウィン氏が「本気でやれ」と指令したのかどうかは定かではないが、プロ選手に手加減している様子がいっさいないのだ。

1人目の若者は開始直後、果敢にパンチを放つがムエタイ選手は若者を上回る勢いでパンチの雨あられを浴びせ、10秒程度でノックダウン。その後、なんとか立ち上がるものの、パンチを数発浴び、力なくリングに突っ伏した。

2人目の若者は20秒ほど粘りを見せたが、ムエタイ選手の膝蹴りをまともに喰らい、ダウンしたまま動かなくなってしまう。ムエタイ選手が無理やり立たせたところに、再び膝蹴りを喰らい、若者は倒れこんだまま動けなくなり試合終了。自力では立てなくなり、最後は2人がかりで搬送された。

3人目の若者は試合開始直後、強烈なローキック一発でノックダウン。失神したのか、自力では立てず、またも2人がかりでリング外へと搬送された。

4人目の若者は、恐怖におののいた表情でみずからはまったく攻撃を仕掛けず、ひたすら距離をとって逃げの姿勢を見せたが、開始20秒ほどでダウン。一度は根性で立ち上がるものの、再びパンチを喰らい戦意を喪失したのか、力なく倒れこんだ。

5人目の若者は、小柄なムエタイ選手との体格差を生かし、5人の中でただ一人、攻撃らしい攻撃を仕掛けた。しかし、確実にパンチやキックを当てるムエタイ選手相手に体力が尽きたのか、開始2分30秒後、もつれ合いながら膝蹴りを喰らった際、よろめきながら倒れた。素人相手に手こずった怒りからか、ムエタイ選手は倒れた若者にパンチやキックを浴びせ、ムエタイのルールを超えた殺伐とした雰囲気が漂う中、すべての試合が終了となった。

まさに公開処刑と呼ぶにふさわしい修羅場となったが、会場は大盛り上がりで、プロの格闘家と素人が戦うことの危険性に配慮している様子もなかった。この時の模様はYouTubeにも投稿され、すでに56万回以上再生されている。



参照:Songkran 'fight night' in Buri Ram

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