東京タワーの真下で333匹の「鯉のぼり」と巨大「さんまのぼり」!

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端午の節句といえば、やはり「鯉のぼり」・・・。心地よい春風の中で、大空を悠々と泳ぐ姿は、やっぱりこの季節の風物詩。屋根より高い東京タワーでも、「鯉のぼり」飾りはこの時期の恒例行事。

今年は4月4日(金)から5月6日(火・振替休日)までの約1カ月、東京タワー1階の正面玄関前に、色とりどりの鯉のぼり大小333匹と、巨大さんまのぼり1匹が登場!

高さ333mにちなんで飾られた鯉のぼりと一緒に、長さ約6mの巨大「さんまのぼり」がお目見えしたのは、震災直後の2011年4月。
実は、2009年から始まった「三陸・大船渡東京タワーさんままつり」で協力してイベントを開催していた岩手県大船渡市とは友好関係にあった東京タワー。震災で被災された皆さんに復興のエールとメッセージを込めて、鯉のぼりとともに友好のしるし「さんま」を空高く掲げたのだとか。

もともと「さんままつり」は、大船渡市が「三」陸海岸にあり、「サン」マの「産」地直送便であること、東京タワーが昭和「33」年に開業して、高さが「333」mという、「さん(3)」つながりの縁から実現したもの。

男の子の健やかな成長を願う鯉のぼりと、大船渡の復興を願うさんまのぼりが、大船渡から送られた大漁旗とともにはためく姿は、東京タワーだけの景色。

さらに、4月15日(火)は月に一度の満月。東京タワーが今年からスタートさせた「満月の夜」限定イベントで、満月の明かりを引き立てるためにタワー上部を消灯し、下部をピンクに輝かせるライトアップ「満月ダイヤモンドヴェール」も点灯予定。

昼は鯉とさんまを眺めて、夜は満月を楽しめば、一日で二度おいしい春になるかも。