<岐阜オープンクラシック 最終日◇13日◇各務原カントリー倶楽部 (パー72)>
 岐阜にある各務原カントリー倶楽部で行われている、PGA後援競技「岐阜オープンクラシック」最終日。上平栄道が塚田陽亮とのプレーオフを制し優勝を飾った。
13度目の正直!リ・エスドが悲願のツアー初V
 上平は首位と3打差の10位タイからのスタート。早い段階で1つバーディを奪うと、7番のショートホールでチップインバーディを決める。さらに続く8番でもチップインバーディを奪い、フロントナインでスコアを3つ伸ばす。「この連続バーディで勢いに乗れた」という上平は、後半もスコアを伸ばし、6バーディ・1ボギーのトータル8アンダーでホールアウト。この時点で、最終組で回っている9アンダーの藤田寛之が首位、上平は単独2位だった。
 しかし、ここから事態は誰もが想像できない方向へ変化することになる。
 ここまで5アンダーとこの日スコアを1つ伸ばしていた塚田が、18番でまさかのアルバトロスを決め、一気にスコアを3つ伸ばし、上平と並び2位タイに浮上。それでも18番ホールをパーで回れば優勝決定だった藤田。その藤田のセカンドショット、右のラフから放った打球は大きく左に曲がり、まさかのOB。さらに、決めればプレーオフ進出となる3メートルのパットがカップに蹴られ万事休す。藤田はトータル7アンダーまでスコアを落とし、プレーオフは上平と塚田との対決となった。
 プレーオフ1ホール目は互いに譲らず、迎えたプレーオフ2ホール目。先ほど塚田がアルバトロスを決めた舞台。それでも上平は冷静に3メートルのパットをきっちり沈め、バーディで優勝を決めた。
 優勝を意識せず、今日は自分のゴルフに徹したという上平。3番のショートホールではティショットでバンカーに入れてしまうも、次のバンカーショットでぴったりピンにつけパーセーブ。同組で回っていたアマチュアの小木曽喬が「この1打で上平さんの流れが変わった。これぞプロだと思った。いい勉強になった」と脱帽するほどのプレーを見せた。
 「この優勝の勢いに乗って来週も優勝したい」と力強く言った上平。来週は国内ツアーの日本での開幕戦「東建ホームメイトカップ」が開催される。勢いに乗る“小さな巨人”は悲願のツアー初優勝に向けて視界良好だ。
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