投資情報会社・フィスコ(担当・村瀬智一氏)が、株式市場の4月7日〜4月11日の動きを振り返りつつ、4月14日〜4月18日の相場見通しを解説する。

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 先週の日経平均は大幅に下落。週末には一時13900円を割り込み、2月5日の安値を下回る局面をみせるなど、週間で1000円超の下げとなった。米国市場の下げの影響のほか、日銀の金融政策決定会合後の黒田総裁会見で、追加の金融緩和期待が後退したことが嫌気された。週初から弱い動きとなった日経平均は、米株安の流れを受けて、連日でギャップ・ダウンからのスタート。後場寄り付き後に先物主導で一段安といった、不安定な相場展開が続いた。

 また、米国ではネットやバイオ関連株への下げが止まらず、モメンタム・ストックといった相場全体の基調を左右してしまう銘柄への不安定な流れが、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>のほか、ネット関連など新興市場の中小型株を中心に弱い値動きに。そのほか、武田薬品<4502>が訴訟問題で、トヨタ自動車<7203>が大量リコール報道で急落するなど、NISA保有比率が高いとされる主力大型株の下げによって市場心理が冷まされる格好にも。週末にはオプションSQに絡んだ売買が大幅に売り越しだったことに加え、ファーストリテイリング<9983>が下方修正を嫌気して急落したことで、日経平均はあっさり2月安値を割り込む格好となった。

 日経平均は一気に2月安値を捉えており、ようやく下げ一巡感が意識されやすいところ。ただ、SQ値が13892.77円(推計)であるが、同水準を明確に支持線に変えてくるまでは手掛けづらい状況だろう。また、米国では決算シーズンに入っているが、11日にはJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴなど金融の決算が予定されており、週明け以降は14日にシティ、15日にインテル、16日にバンク・オブ・アメリカ、グーグル、IBM、17日にはモルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスなどの決算を控えている。日本については翌週から決算が本格化することになるが、今週については決算を受けた欧米市場の動向に振らされやすいだろう。

 また、中国では1-3月GDPのほか、小売売上高、工業生産といった重要指標の発表が相次ぐ。週末はグッドフライデーで欧米市場が休場となるためボリュームは次第に低下傾向をみせてくると考えられる。日経平均は目先的にはリバウンドを試したい水準までの調整をみせてはいるが、本格的なリバウンド入りは期待しづらいところだろう。