プロとして臨んだ思い出の舞台、しかし米ツアーで初めて決勝ラウンド進出を逃した(Photo by David CannonGetty Images)

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<マスターズ 2日目◇10日◇オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>
 バンカーからの3打目が傾斜の上に止まった瞬間、18番グリーンをパトロン達のため息が包んだ。松山英樹がプロとして初めて挑んだ「マスターズ」。初日の8オーバー90位タイから予選通過へのわずかな望みをかけて2日目に挑んだ松山だったが、5バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの“71”でスコアを1つ伸ばすに留まり、トータル7オーバーでフィニッシュ。3度目のマスターズは予選落ちに終わった。
松山英樹、アダム・スコットなど「マスターズ」2日目の順位はPGAリーダーズボードでチェック
 猛チャージが求められる2日目も苦しい立ち上がりだった。2番パー5ではティショットを左の林に入れると、2打目も左林に入るトラブル。3打目でようやくフェアウェイに出したものの、4打目をグリーン奥に外すとアプローチもミスして痛恨のダブルボギーとした。その後は「4オーバーくらいならチャンスはある」と5つのバーディを奪ったが、初日の出遅れは大きくカットラインには及ばなかった。
 “80”から“71”。初日から比べると9ストローク縮めたが、松山自身の感触は「昨日より良くなかった」。ショットは2番のトラブル以外はパー5ですべて2オンに成功したものの「ロングのセカンドはうまく打ったのかなと思うけど、それ以外のホールでショットも悪かったのでこの結果は仕方ない。それなりの内容なのかなと思う」と自己評価は低め。パットに関しても「感触悪いけど入ってくれた」と歯切れが悪かった。
 左手の故障からくる調整不足については「やってきたことが結果につながらなかった。準備がダメだったとは思わない」とキッパリと否定。だが、PGAツアー本格参戦から照準を合わせてきたマスターズでの予選落ちに「まだ考えられない。予選落ちしたら悔しい以外にに何もない」と本音も隠せなかった。
 松山はアマ時代を含めてこれがメジャーでは初めての予選落ち。PGAツアー全体でみても棄権を除けば、決勝ラウンド進出を逃すのはこのマスターズが初めてとなる。2011年ローアマ獲得で、松山英樹の名前を世に知らしめた思い出の舞台での屈辱。オーガスタを照らす西日が影をより色濃くした。

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