Jの道はヘビー!ジャニヲタの知られざる悩みと悦び
「自担」「はがし」「トロッコ」……なんのことか、分かりますか?「ファンサ」「コン」あたりは聞いたことがあるかも? 実はこれ全部、ジャニヲタ用語です。(文末に用語集をご用意!あなたはいくつ知ってる?)

 ジャニヲタの友人が、ある日突然、「えび!えび!」と言い出して、(なんでまた急に海老蔵が好きになったんだろう……)とちょっと心配になりました。聞くところによると、えびは「A.B.C-Z」というジャニーズグループだそうです。

 先日、その友人が「えび」のDVDをくれました。「いや、高いし、悪いよ……」と言ったら、「いいの、いいの。大量に買ってみんなに配ってるから」と……。いよいよ本気で心配になって、ジャニーズについて勉強しようと読んだのが、『ジャニヲタあるある』(アスペクト)です。

 読んでみると、聞いたこともないジャニヲタ用語のオンパレード。しかも用語解説が一切なし……。しかし用語以上に、過酷なジャニヲタ界の実態を知ることとなったのです。(なぜ、そこまでしてジャニーズを……?)その謎を解き明かすべく、『ジャニヲタあるある』シリーズ(アスペクト)、先月発売された『ジャニヲタ談話室!』(イースト・プレス)の著者・みきーるさんにお話を伺いました。

――用語解説がなかったので、最初、ちんぷんかんぷんでした(笑)

「読者の方のほとんどはジャニヲタなので、解説はいらないんですよ。『信号は青になったら渡る』と言うようなものなので(笑)。たまに『担当ってなに?』とか聞かれますが、20年以上もジャニヲタをやっていると、自分でも何がジャニヲタ用語で何がそうじゃないのか分からなくなります(笑)」

――『ジャニヲタあるある』と、今回の『ジャニヲタ談話室!』の違いは?

「『ジャニヲタあるある』を出版してから、Twitterやmixiなどで、たくさんのお悩み相談メッセージをいただくようになったんです。個別にお返事していましたが、みんな同じようなことで悩んでいて、でも誰にも言えずモヤモヤしていることが分かりまして。だったらみんなで共有できたらいかな? と思って書いたのが『談話室!』です」

――「お悩み相談室」ではなく、「談話室」なのは何故でしょうか?

「私は専門家でもコンサルタントでもなく、ただのジャニヲタの一人なので、お悩みを解決できるような立場じゃないんです。でもジャニヲタ歴はだいぶ長いので、自身の経験から、『こういう考え方もあるよ』『こうしてみたらどうかな?』という提案はできるかなと。一人で抱え込まないで、みんなで話してラクになってもらえたら、という意味を込めて『談話室』にしました」

――特に反響があったのは、どの辺りでしょうか?

「『担当にマジ恋はアリなのか!?』ですね。担当というのは、自分が好きなジャニーズのタレントさんのことです。本にも書きましたが、担当にマジ恋、大アリです! 相手がスタバのお兄さんなら恋で、ジャニなら恋じゃないって、おかしくないですか? 担当と付き合えるかと言ったら、また違うかも知れないですけど、恋は恋です。そこで自己嫌悪に陥ったりする必要はまったくないですよ」

――私も若い俳優さんにマジ恋したりすると、(いい歳してなにやってるんだろう……)と思います

「そこも、かなり反響がありました。『加齢リフター』というやつですね(笑)。リフターというのは、コンサートでジャニーズのタレントさんが下から上にグイーンと上がる舞台装置です。若い子は『オバサンはどんな気持ちでジャニーズを見てるんですか?』なんて言いますけど、そういう若い子も気づけば『加齢リフター』がグングン上昇しているものなので。どんな気持ちで見ているかと聞かれたら、大人になっても『好きで好きでたまらんのじゃ!』って気持ちで見てますよ、と。ヲタに『年齢』はありません(笑)」