二十歳のアイドルがオジサンにキュンとする理由、聞いちゃいました

2013年、テレビ界では、素人から様々な“人気者”が誕生したが、その中でも異色を極めているのが、日本一の優待株投資家・桐谷広人さんだ。64歳のれっきとしたオジサンにもかかわらず、まさに老若男女から支持されている。何と、犒遑広瓮疋薀泙任盂萍した乃木坂46の橋本奈々未さんも桐谷ファンだという。

橋本奈々未(以下、橋本) 初めて桐谷さんを見たのは、私の地元の旭川で収録していたテレビ番組です。

桐谷広人(以下、桐谷) 『月曜から夜ふかし』ですね。

橋本 そうです。雪が積もった坂道を自転車で上るという、北海道民なら絶対にやらないという企画でした(笑)。

桐谷 私はいつも都内を自転車で走り回っていますが、自転車に乗っている姿を番組のスタッフはおもしろがっていて、いろんな場所を走らせるんです。旭川もそれで、まず坂道を除雪してくれたのですが、雪の下の道路が凍ってたんです。最終的には、それをバーナーで溶かして上る予定でしたが、その前に上れない様子を撮影しようと、凍っている状態で走ったんです。スイスイ上れて、すぐにロケが終了しました(笑)。

橋本 それがすごく印象に残ったんです(笑)。その後も、偶然に桐谷さんが出演している回を見て、やはり自転車で疾走している様子が映し出されていて、その場でファンになりました。

桐谷 ありがとうございます。

橋本 番組を見終った直後、ブログに桐谷さんのことを書いたら反響がすごくて。

桐谷 先日、そのブログを読まさせていただき、731人の方がコメントを書いていて、その内の3分の2ぐらいの方が私のことを書いてくださっていて。橋本さんが私のことを宣伝してくれたように思っており、本当にありがとうございます。

橋本 いえいえいえ(笑)。それ以降、ファンの方から桐谷さんの本やウチワをもらったりしています(笑)。握手会でも、「自転車で走ってる桐谷さんを生で見ました」と言う人がいたり、桐谷さんの話題で盛り上がってます。実は、私も自転車で走っているところを見たんですよ。クルマで移動をしている時、横をサーッと追い越していく自転車があって、完全に桐谷さんでした。声をかけようか迷っていたら、すぐに行ってしまって(笑)。

桐谷 次、見かけたらぜひ声をかけてください。よく、クルマの中から声をかけられるんですよ、「がんばってください!」と。私は何をがんばればいいのか、言われてもよく分からないんですけどね。

◎疾走する姿から勇気をもらえた

橋本 忙しいスケジュールをこなすために、自転車を使っていらっしゃるんですよね?

桐谷 私は将棋の棋士だったのですが、現役の時から株の投資もずいぶんやっていたんです。でも、リーマンショックとかで大損して、お金がなくなって、株の優待で生活するよりなくなったのです。株の中には、株主に対していろいろなサービスや商品を提供してくれるものがあるんですよ、お米とか。そして、気持ちを切り替えて、毎日をなるべく楽しく過ごそうと、優待券で映画を観るようになったんです。

橋本 そうなんですか。

桐谷 映画の優待券というのは、昔は金券ショップで売れたんです。でも、そのうち優待券の仕組みが他人に売れないように変わり、年300回分くらいの優待券が手元に残るようになりました。それからはそれを全部自分で観なきゃならなくなって。1日2〜3本観るために、一生懸命自転車で走って映画館をはしごするようになったんです。

橋本 桐谷さんの自転車で疾走する姿には、「時間を1秒たりとも無駄にしない」っていう気迫が全身に表われていると思うんです。私にはそのガッツがない。お休みの日は、ついずっと寝てしまったり、家から出なかったりして、過ごしてしまうんですね。桐谷さんの姿を見ていると、このままの私じゃいけないなって。自分で立てた目標を何が何でも実行するという強い気持ちというか、周りの目を気にしないで自分の道を突き進んでいる感じに惹かれるんです。桐谷さんの影響で、最近は、少しずつお休みの日もアクティブに活動できるようになりました。

桐谷 そういってもらえると本当にうれしいです(笑)。

橋本 ただ、最近の番組を見て感じるのは、今は株の優待の内容を楽しんでいるのか、優待を使い切ることを楽しんでいるのか、どっちなんだろう? って。

桐谷 自分でもわからなくなってます(笑)。映画で優待券が使い切れなくなりそうな時、その優待券がボウリングにも使えたので、1人で12ゲームくらい投げたこともありました。1ゲーム5分くらいで、ただ投げるだけ。あれはちょっと苦しかった(笑)。でも、走り回っていたおかげで、橋本さんを含め、いろんな方の目に留まることができたので、良かったと思っています。

橋本 これからも見続けていきます。がんばってください!

橋本奈々未

橋本奈々未

はしもと・ななみ 1993年、北海道生まれ。2011年、乃木坂46に第1期生として加入。11月には『BAD BOYS J』で映画デビュー。

 『バレッタ』乃木坂46

『バレッタ』乃木坂46
ソニー・ミュージックレコーズ
1000円(通常盤)

DVD付きのType-A・B・CとCDのみの通常盤、さらにアニメのオープニングテーマを収録した『NARUTO』盤の計5タイプがある。

乃木坂46

■乃木坂46がわかる3つのキーワード

1 「公式ライバル」
2011年8月、『AKB48』の公式ライバルとしてデビュー。総合プロデューサーは秋元康氏。現在メンバーは43名。

2 「乃木坂」
2011年8月に行なわれた、第1期メンバーの最終オーディション会場が「SME乃木坂ビル」だったため。

3 「46」
「AKB48より人数が少なくても負けないという意気込み」という意味を込め、秋元康氏が命名した。

桐谷広人

桐谷広人

きりたに・ひろと 1949年、広島県生まれ。将棋棋士(7段)。80年代から株式投資を始め、財テクでも才能を発揮。日本一の優待株投資家。

 『桐谷さんの株主優待ライフ』

『桐谷さんの株主優待ライフ』
著/桐谷広人
1365円 小学館

最盛期の株の資産額は3億円。5000万円まで減らし、どん底を経て、優待株投資のカリスマとして人気者になるまでの波乱万丈をつづる。

●ダイム読者にイチオシの3つの優待株

コロワイド
居酒屋『北海道』やイタリアン『ラ・パウザ』ほかで使えるポイントが500株(約53万円)保有で年間4万円分もらえる。

吉野家ホールディングス
100株(約12万円)の保有で、『吉野家』他のグループ店舗で使える300円券の10枚セットが年2回もらえる。

ビックカメラ
1株(約5万円)保有で商品購入に使える優待券が年間3000円分もらえる。2年保有すると年間5000円分に増額。

※株価は2013年11月下旬時点。

二十歳のアイドルがオジサンにキュンとする理由、聞いちゃいました