先日、奥さんの母が自宅に11連泊していったストレスで「口内炎ができて足の裏の皮もめくれた」というブラックマヨネーズ・吉田敬さん。ブツブツの肌をウリにする吉田さんですが、口の中の炎症は想定外だったかもしれません。

 そんな吉田さんは、人生は「パチンコで教わった」と公言するほど無類のパチンコ好きで知られています。パチンコは勝負事なので「人間の醜い部分が出る」と語る吉田さん。もちろん自身の汚い部分を露呈したことも多々あったとか......。
 
 自著『人生は、パチンコで教わった。』の中で、こう述懐しています。

「自分が2500発出してても、友達が1万発出してたら負けた気がするんです。逆に自分が1万円ツッコんでも、友達が僕の倍、2万ツッコんでたら、なんか救われた気になったりして。だから『ええな、あいつだけうまくいってるやん』、『よしよし、あいつ飲まれてるな』とか、自分の出玉よりも友達の台を気にしてたりする自分がいましたね」(吉田さん)

 もちろん、そんなことを気にかけていても特に良い成果が出せるわけではありません。パチンコを通して吉田さんは、「周囲を気にしすぎる自分」に気付き、考え方を切り替えるようにしました。

 実はこの時の経験がお笑いを始めてから生きているというのです。以前、ブラマヨのかなり後輩でもあるキングコングが先に売れたり、他の芸人が売れたりすると、彼らがスベることを祈ってしまっていました。

「俺のことよりも、あいつらの立場が俺以下であってほしい」という感覚。
それに気付いた吉田さんは、
「なんやこの感覚、俺は芸人になってもまだ持ってんねや」
「他人、関係ないやろ、まず俺やろ」
「自分の目の前の台(お客さん)と向き合うことが大事ちゃうんか?」
 と自問自答をし、切り替えに成功したのです。

 パチンコの経験があったからこそ、他人のペースを気にせずに芸に打ち込めた吉田さん。その後の活躍は言わずもがなです。

 吉田さんの言葉を借りると、パチンコは「人生のリトルリーグ」とのこと。大人として仕事をする前に、人間として成長する場、そして人間関係を学べる場なのです。

「高い授業料を払ってるんやから学ばんと損ですわ」(吉田さん)

 パチンコで儲かる人はいないとはよく言われますが、パチンコで学ぶことはあるようです。特に競争の多いお笑い界にとっては必要なことなのかもしれませんね。



『人生は、パチンコで教わった。』
 著者:吉田 敬
 出版社:ワニブックス
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