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リサーチバンクは9日、スマートフォンに関する調査(2014年版)の結果を発表した。それによると、現在スマートフォンを利用している人は全体の53%と過半数を超えた。一方で現在利用していない人では約7割が「利用したいと思わない」と回答している。

調査期間は3月28日〜4月2日で、対象は10代〜60代の男女各100名の合計1200名。スマートフォンを利用している人は、2012年の同調査で27%、2013年では43%と増え続け、今回初めて過半数となる53%に達した。OS別では、Androidが全体の31%、iPhoneが同22%となっている。

スマートフォンを利用している人に使い始めた理由を尋ねたところ、「Webサイトの閲覧がしやすいから」(62.4%)が男女とも最も多く、男性では「様々なアプリケーションを使いたいから」(32.9%)、「パソコンなどと連携したいから」(28.1%)、女性では「家族や友人など周りが持っているから」(35.7%)という回答が目立った。

また、最近1年間のモバイルインターネットに費やす時間については、スマートフォン利用者の51.7%が「増えた」と回答。よく使う機能では「インターネット検索・閲覧」(78.6%)、「メール」(78.1%)、「通話」(73.3%)が多く、男性では「地図・ナビゲーション」(49.2%)、女性では「SNS」(48.5%)、カメラ・画像加工(53.8%)なども多かった。

スマートフォンを利用していない人に対し、今後スマートフォンを利用したいか訪ねたところ、「利用したいと思わない」という回答が67.3%に上った。その理由については「普通の携帯電話で満足しているから」が68.1%でもっとも多く、次いで「利用料金が高いから」(46.9%)、「本体価格が高いから」(30.8%)などの回答が多かった。