ガストが送る大人気ゲーム「アトリエシリーズ」初のアニメ化作品PS3ソフト「エスカ&ロジーのアトリエ〜黄昏の空の錬金術士〜」。2013年6月に発売されて以来、人気を誇る本作のTVアニメが4月10日(木)よりTOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、テレビ愛知、BS日テレ、AT-Xにて放送を開始する。

エスカ・メーリエ役の村川梨衣さんを中心に、作品の世界観そのままの穏やかな雰囲気で進むアフレコ現場より、メインキャスト陣のコメントが到着した。明日からの放送が待ちきれない方も、これからこの作品を知る方もぜひコメントを見て作品に興味を持って欲しい。


■キャストコメント

――まずは、自分の演じるキャラクターについてお教えください。

村川梨衣さん(エスカ・メーリエ役):エスカは役人になって街の人々のために錬金術を使いたいという気持ちを持った優しく、元気で明るい女の子で、りんごが大好きです。エスカと同じ錬金術士であるお母さんにもらったプレゼントのしっぽをいつも付けています。

石川界人さん(ロジックス・フィクサリオ役):ロジーは一見クールな外見なのですが、コルセイトに来て個性豊かなキャラクター達に苦笑しながらも付き合う人の良さがあるキャラクターです。外見と中身のギャップや、可愛い面もあるので色々な部分に注目してください。

瀬戸麻沙美さん(ウィルベル・フォル=エルスリート役):ウィルベルは魔法使いの女の子なんですが、我が道を行く天真爛漫なスタイルが魅力だと思います。わがままな面もありつつ、一人前の魔法使いになれるよう努力をしている可愛い子です。作品に出て来るのは天然なキャラクターが多いのですが、その中でも負けじと我が道を進んでいます。

伊瀬茉莉也さん(ニオ・アルトゥール役):ゲームでは姉のアーシャと行動を共にすることが多かったのですが、今作ではウィルベルと一緒に行動しています。ゲームではお姉ちゃんに迷惑ばかりかけていたのが、ウィルベルと一緒にいるとしっかりもののポジションにいるのが新鮮で可愛らしいと思っています。

小清水亜美さん(リンカ役):リンカは開発班としてマリオンの下で働いています。肉体派なので戦闘などで本領を発揮します。いたらないことが多く、言葉上手く使えない部分をひっくるめて愛すべきキャラクターです。複雑な事情が過去にあり、とてもよく似た姉妹がいます。

植田佳奈さん(マリオン・クィン役):マリオンはエスカとロジーが所属する開発班の班長でふたりの上司になります。上司ではあるのですが、厳しいというよりはお姉さん的な立場でふたりを導く、柔らかい雰囲気の女子です。

本多真梨子さん(ルシル・エルネラ役):ルシルはすごく一生懸命で頑張り屋さんで、空回ったり、物事を背負ってしまい間違えたりもします。でも、先輩であるエスカやロジーに助けられながら頑張っています。

赤羽根健治さん(アウィン・サイドレット役):アウィンは整備士で、エスカの良きお兄ちゃんとして見守る立場にいます。ちょこちょこ抜けているところも魅力のひとつです。


――作品の印象や雰囲気について教えてください。

村川:温かい方ばかりで、コルセイトの街そのものです。とても楽しく、心穏やかに収録に臨めるので素敵で恵まれた環境だと思っています。ゲームをアニメ化ということで、ゲーム原作の魅力はもちろん、アニメの魅力も詰まった作品に仕上がっていると思います。アトリエシリーズ独特のほんわかした日常を描いています。ドタバタな時もあります!

石川:黄昏シリーズということで、世界の終わりを感じさせる雰囲気があり、アニメでもその雰囲気は受け継がれているのですが、その中で元気に明るく暮らしているコルセイトの人達の穏やかさや優しさがアフレコ現場にもあります。村川さんを中心にして周りが動いていく雰囲気があり、それをアニメにも活かしたいです。

瀬戸:現場の雰囲気は穏やかで、この作品は朝に収録しても苦にならないくらいとても穏やかで素敵な作品です。今、「エスカ&ロジーのアトリエ〜黄昏の空の錬金術士〜」をプレイ中なのですが、音楽や背景が美しくて、それがアニメどう描かれていくか楽しみです。主人公達が仕事として任務にあたっているのに穏やかなのが羨ましいと思うことが多くありました。

伊瀬:長年続いたアトリエシリーズが初めてアニメ化ということで、今まで出会っていなかったキャラクターが一堂に会する夢の共演が実現しました。今までゲームをプレイして来た方に喜んでもらえる作品になっているんじゃないでしょうか。絵も音楽もアトリエシリーズの世界観をよく表現してくれていると思うのでオンエアが楽しみです。

小清水:現場の雰囲気は、座長の村川さんを全力で支えなくてはという気持ちがあり、第1話からまとまっていたと思います。回を重ねるごとにファミリー感が増していて、それも村川さんの力なのかなと思います。ストーリーとしては、ゲームの美味しいとこ取りな流れで、ゲームをプレイされている方はより楽しんでいただけると思います。まだプレイされていない方もアニメを見て遊んでみたくなるんじゃないかなと思います。私も完成したものをみるのが楽しみです。

植田:ゲームは終わりが近づいた世界が舞台ということで、柔らかくて明るい色味なんですが、どこか物悲しくノスタルジックな雰囲気があります。ゲームをプレイしてくださった方は分かると思うのですが、エスカ達の会話はイベントとして散りばめられていて、アニメでは上手なストーリーの繋ぎ方を感じられると思います。ぜひ楽しみにしていてください。

本多:私は中盤からの出演なので、まだ2回目の収録なんですが、雰囲気が温かく、穏やかで柔らかい空気を感じます。現場にすっと入れて良かったです。アップルパイだったり何かしらとりんごが出て来て、作品がりんご推しなのではと思っています(笑)。

赤羽根:村川さんを中心に楽しく収録させていただいています。アトリエシリーズの雰囲気をアニメで上手く再現出来ているのではないでしょうか。りんごがよく出てくるので見終わったらりんごが食べたくなります(笑)。


――作品を収録していて、ゲームの時に分からなかったことや新しく発見出来たことはありますか?

村川:アニメではキャラクター達の細かい仕草や表情の変化が分かり易いです。ゲームの時は分からなかった皆さんの演技の後のリアクションが見られたことが発見です。ゲームだけでは見られなかったキャラクター達の個々の絡みが見られて嬉しかったです。

石川:掛け合いをするとキャラクター達が会話するテンポやトーンなど個性が出るなと改めて実感しました。あとは、ゲームとは違いエスカとロジーがいつも一緒にいます(笑)

瀬戸:ゲームの収録は結構前で、自分が忘れていただけだったのですが、エスカのしっぽって動くんだって思いました。

伊瀬:対するキャラクターによって自分のキャラクターも変わっていくんだなと思いました。ウィルベルと一緒にいるニオはゲームの時よりも穏やかな大人なキャラクターになっているなと思いました。

小清水:エスカを演じている時は村川さんがこんな表情をしているんだと思いました。戦闘シーンがアニメでは自由に動いて、「こういう風に動いて、こんな表情をするんだ!」とより奥行きがあるように見えました。

植田:ゲームの時はエスカとロジーと絡むばかりで、他のキャラクターと会話をしていなかったので、アニメになって全てが新鮮な気持ちになりました。

本多:ゲームをプレイしている時は、やらないといけないことが多くて、いかに効率よく数ヶ月を過ごすかということにかけていたのですが、アニメの雰囲気はとても穏やかです。ゲームの雰囲気にもあったのですが、効率に集中していたのでアニメではドラマの部分を切り取っていて、穏やかな気持ちで楽しく見られると思いました。

赤羽根:アニメでは掛け合いもあり絵も動くのですが、キャラクターがこんなに濃かったんだなと思い、自分は普通のお兄ちゃんだなと改めて思いました。これだけ色々なキャラクターがいるとバラエティに富んだ作品になると思います。


――最後に視聴者に向けてメッセージをお願いします。

村川:いよいよ明日からアニメが放送開始ということで、楽しみにしております。ゲームをプレイされている方はアニメの中で動くみんなに会えるのを楽しみにしていただきつつ、表情や掛け合いを楽しんで欲しいです。ゲームをやったことがない方も置いてけぼりにはならない丁寧なストーリー展開になっているので楽しみにしていてください。もっと作品について知りたくなった方はゲームをプレイしていただき、この1クールはアトリエシリーズ漬けになってください。

石川:『エスカ&ロジーのアトリエ』は「黄昏シリーズ」2作目ですが、誰でも気軽に入っていけるような作品になっていると思います。
ゲームもアニメも是非楽しんで下さい!

瀬戸:とうとう明日から放送ということで第1話を見ていただいたら最後まで見て欲しいです。私達もまだ見ていないのですが、皆さんの感想を聞ける機会があったらいいなと思っています。明日から楽しみにしていください。

伊瀬:季節も暖かくなり春になりました。季節感にマッチしたこの作品が、週に1回、日々忙しい中での癒しの時間として、皆さんにちょっとでもほっこりしてもらえるんじゃないかと思います。楽しみにしていてください。

小清水:難しいことを考えないで日常の流れでふと見ていただいても魅力を感じられる作品だと思います。TVの前で待っていてくださるファンの方はもちろん、TVを付けたらやっていたなという方もアトリエシリーズの魅力に引き込まれちゃってください。

植田:アトリエシリーズは初期の段階からプレイしていて、アニメ化は感慨深いです。このシリーズは以前からりんごのタルトを作るのに100何十日かけるくらいほのぼのとした作品です。今回のアニメも穏やかな日常を楽しく描いているので穏やかな気持ちで見ていただけたら嬉しいです。

本多:今までアトリエシリーズをプレイしたことがない人にこの作品をお勧めしたいです。「エスカ&ロジーのアトリエ〜黄昏の空の錬金術士〜」を初めてプレイさせていただいたんですが、達成感がもの凄くある作品だと思っています。アニメでどういう物語か知っていただき、ゲームにも入っていただけたら嬉しいです。

赤羽根:ゲームをプレイされている方は、「このイベント見た事ある」ときっとニヤッと出来ると思います。やったことがない方はこれをとっかかりにしていただき、次回作も発表されているので、そのとっかかりとして第1話を見てください。




■りえしょんのアトリエしょん〜1たる目〜


【配信日時】2014年4月10日(木)開場20:50/開演21:00
【出演】村川梨衣、小岩井ことり、岡村佳人アトリエシリーズディレクター
【配信URL】http://live.nicovideo.jp/watch/lv174815676
【配信チャンネル】ニコニコチャンネル「エスカ&ロジーのアトリエ〜黄昏の空の錬金術士〜」


■TVアニメ「エスカ&ロジーのアトリエ〜黄昏の空の錬金術士〜」

【放送情報】
TOKYO MX:4月10日より毎週木曜22:00〜
サンテレビ:4月10日より毎週木曜25:30〜
KBS京都:4月10日より毎週木曜25:30〜
テレビ愛知:4月10日より毎週木曜26:35〜
BS日テレ:4月13日より毎週日曜24:00〜
AT-X:4月14日より毎週月曜23:00〜(リピート放送あり)
この他、ニコニコ生放送、ニコニコ動画、バンダイチャンネル、dアニメストアでも配信!

【スタッフ】
監督:岩崎良明
シリーズ構成:浦畑達彦
脚本:浦畑達彦、高橋龍也、冨田頼子
キャラクターデザイン・総作画監督:中野圭哉
モンスターデザイン:岩永悦宜
美術監督:柴田千佳子
色彩設計:松岡球江
撮影監督:赤松康裕
編集:後藤正浩
音響監督:明田川仁
アニメーション制作:Studio五組

【キャスト】
エスカ:村川梨衣
ロジー:石川界人
ウィルベル:瀬戸麻沙美
ニオ:伊瀬茉莉也
リンカ:小清水亜美
マリオン:植田佳奈
ルシル:本多真梨子
アウィン:赤羽根健治
スレイア:喜多丘千陽
クローネ:山村響
レイファー:増谷康紀
ミーチェ:村中知
カトラ:うのちひろ
ソール:松原大典
コルランド:藤沼健人
デューク:小山剛志
ハリー:真殿光昭
フラメウ:阿久津加菜

【主題歌】
オープニングテーマ:村川梨衣『アスイロ』
エンディングテーマ:霜月はるか『ふゆみどり』


<ストーリー>
ここは何度目かの黄昏を迎え、徐々に終わりの時を迎えつつある世界。
その世界に存在する「黄昏の大地」の 遙か西方にある、かつて錬金術で繁栄した国家が存在した地方。
そこではいつか訪れる「黄昏の終わり」の到来を回避するため、失われた錬金術の発見と再生に力を注いでおり、再生された前時代の技術は「中央」と呼ばれる錬金術研究都市に結集されていた。
主人公は中央から配属された錬金術を研究している青年と、辺境の小さな街に暮らしている少女の二人。

少女の名はエスカ。
人々の役に立ちたくて自前の古い錬金術の知識を使い頑張っているうちに、開発班に配属されることになった。

青年の名はロジー。
中央で最新の錬金術を学んでいたが、とある事情で地方へ異動することとなり配属先の開発班でエスカと出会う。

二人は協力して錬金術の力を駆使し、開発班をもり立てていこうと約束する。
錬金術が紡ぐ、少女と青年の物語。


©ガスト/エスカ&ロジーのアトリエ製作委員会