ペトラ遺跡の入口。周辺にはホテルのほか、レストランや土産物店が集まっている (Photo:©Alt Invest Com)

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 ヨルダン観光のハイライトはなんといってもペトラ遺跡だ。紀元前1世紀から紀元1世紀、新約聖書の時代につくられた巨大な遺跡群で、当時の東地中海(オリエント)がどのような場所だったのかよくわかる。

 ヨルダンからペトラへは高速バスで約3時間。新しくつくられたデザート・ハイウェイの東側一帯は、サウジアラビアにつづく荒涼たる砂漠地帯が広がっている。ハイウェイの西側は大地溝帯の造山運動によって生まれた険しい岩山、そのさらに西側は地表でもっとも標高の低い死海だ。

[参考記事]
●ヨルダンの首都アンマンは、茫漠の街

 私が利用したジェットバスJett Busは1日1便で、早朝6時半にアンマンのバスステーションを出発し、9時半にペトラ遺跡の入口に着いた。帰りのバスはペトラを午後4時に出発し、アンマンには7時頃に戻る(料金は片道19JOD=ヨルダンディナールで約3000円)。これはもちろん日帰りを意識したスケジュールだが、かなりの駆け足で見学しなければならないからペトラ周辺のホテルに1泊するのがふつうだ。広大なペトラ遺跡をすべて見て回ろうとすると3日はかかり、そのための割引チケットも売られている(入場料は1日券が50JOD≒7500円、2日券55JOD、3日券60JOD)。

 ペトラは峡谷につくられた古代都市で、夏の気温は40度ちかくまで上がり、遮るもののない直射日光に晒される。私が訪れた12月は、幸いなことに歩くには快適な気候だった。

 映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の舞台にもなったペトラは、機会があれば一度は訪れてみたい世界遺産だ。その素晴らしさは私があれこれ説明するよりも、写真で見てもらった方がずっとよく伝わるだろう。

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