体調不良ながら粘りのゴルフで今季初Vに王手!(撮影:米山聡明)

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<ヤマハレディースオープン葛城 3日目◇5日◇葛城ゴルフ倶楽部山名コース(6,540ヤード・パー72)>
 国内女子ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」の3日目。首位と1打差の2位タイから出た吉田弓美子は、花粉症による体調不良の中、この日もスコアを1つ伸ばしトータル6アンダーで単独首位に浮上した。

 初日、2日目と花粉の少ない雨中でのラウンドだった吉田。この日は初めて花粉の舞いやすい晴天でのゴルフとなる。しかも、朝から花粉症による体調不良で、大好きな食事もいつもの半分くらいしか食べられなかった。
 そんな苦しい状況で始まった3日目。それでも1番、2番と連続バーディを奪うが、体調は回復せず悪いまま。プレー中何度もしゃがみこんでしまうなど、途中で棄権することさえ頭をよぎった。
 加えて風もだんだんと強くなってくる厳しい展開。しかし、この風が吉田に苦しいとは逆の考えを生み出した。
 「風が強くなってきてから面白くなってきたんです。普段と違って色々な打ち方を試すことができるし、それが成功したときはすごく嬉しい。ゴルフって面白いなって」そう考えるようになると、体調も少しずつ落ち着いてきたという。
 棄権をせずプレーを続行した吉田は、9番、10番と連続でボギーを叩くも「この強風ではいつかボギーやダボはくるものだと思っていました」と気持ちを最後まで切らさなかった。そして最終18番ホールでは、ピン横80センチにつけるショットを見せ、バーディを奪取。多くの選手が強風でスコアメイクに苦労する中、この日もきっちりスコアを伸ばしついに単独首位に立った。
 ここまでの3日間は体調不良でしっかりスイングができない影響もあるが、強風の中、堅実な吉田らしい我慢のゴルフが好結果を生んでいる。「とにかく手前から手前から攻めました。観ている人が面白く無いゴルフで野次が飛ぶんじゃないかと思ったくらいでした(笑)」とはユーモアのある吉田らしい表現だが、それは回りを気にせず自分のゴルフに徹することができる強みでもある。
 「天候が崩れたときのゴルフは好き。我慢して我慢して少ないチャンスを取っていけば、ちょっとでも上にいけるから」口で言うのは簡単だが、それを実現できるのが吉田の強いところ。吉田らしい堅実なゴルフで体調不良と強風という逆境に打ち勝ち、今季初勝利を目指す。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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