日本時間5日のトロント・ブルージェイズ戦においてメジャー初登板を予定しているニューヨーク・ヤンキース田中将大。3日深夜、フジテレビ「すぽると!」では「独占 48時間前の本音 田中将大 初登板へ」と題し、現地で行った彼のインタビューを放送した。

「シーズンも始まりましたし、メジャーの球場だっていう感じの(セレモニー)もやってますし、ジーターに対する歓声だったり、凄いんだなって改めて思いました」。開幕戦をこう振り返った田中は、「ありきたりでしたけど、いよいよ始まるなっていう気持ちで色々と感じることができましたし、少しでも自分に向けて繋げれるものがあれば吸収したい」と意欲をみせた。

また、初登板に対する不安について訊かれると、「不安っていうか、慣れていかないといけないことは沢山ある。初めて対戦するバッターばかりなので。日本と練習や準備の段階で沢山違うところはあるので、1年間今年は勉強をし続けなければ。それはずっとだと思うんですけど、特に今年は」と語った田中だったが、試合に向けた気持ちの高ぶりは「まだないですね」とも――。

すると、フジテレビ・宮澤智アナから「二日後のデビューのマウンドに立っているご自身に対してメッセージを」と要求された田中は、ペンとフリップを渡されると「僕、本当にこういうの嫌なんですよ」と言いながらも、書いた言葉は「自分らしく!」。「どんな時でも自分らしさを失わずに投げていければ」と、その意図を説明した。