とうとう消費税が8%に。「わずか3%」ですが、実は家計負担はかなり重く、日本人の平均所得548万円の世帯なら、年間97,000円程度の負担増になると言われています(みずほ総合研究所「消費税引上げに伴う家計負担」より。増税とそれに伴う年金保険などの増額分を含む)。毎月に直すと約8千円。メディアでは増税後もおトクに暮らせる知恵が、多く紹介されています。

 注目されているのが、クレジットカードや電子マネーです。電気代や携帯代など日ごろの支払いでポイントが貯まるため、おトクな生活術のひとつとして活用されています。またクレジットカードは、特定のお店で決済時にポイントアップになったり、海外旅行傷害保険や空港ラウンジ利用サービスがついたりするものもあり、おトク活用術は広がるばかりです。でも実は、家計をあずかる主婦には、上手く使いこなせていないようです。

 首都圏に在住する20〜60代の主婦に行った「クレジットカード利用に関するアンケート調査」によると、全体の7割が「新たなカードを作ることに抵抗がある」と答えました。約4割が「無駄遣いをしそう」、約3割が「年会費など無駄な出費が多い」と答えており(複数回答)、主婦のお金に対するシビアさが見て取れます。しかし、「抵抗がある」主婦のうち、「お得なクレジットカードがあれば作りたい」と考えている人も半数に上り、数あるクレジットカードから何をどう選んだらよいか、分からないのが実態のようです。

 一体、どうすれば「おトク」を享受できるでしょうか。クレジットカードは、複数持つとポイントが貯めにくく、特に主婦の間ではカード枚数を絞った利用が広がっています。節約アドバイザーの丸山晴美さんは「クレジットカードを複数持つと、ポイントは分散し、お金が管理しづらくなります。ライフスタイルを見直し、どのクレジットカードが効率よくポイントを貯められるのか、検討すべきです」と助言しています。

 では、自分に合ったカードはどうやって選べばよいのでしょうか。今回の調査では、「どんなカードがよいか」という問いに、約8割が「年会費が無料」、約7割が「ポイント還元率が高いもの」と答えました(複数回答)。つまり、今、主婦がカードに求めるものは、「ノーチャージ・ハイリターン」なのです。ポイントの貯めやすさ、使いやすさにも気をつけたいところ。自分がよく買い物をするお店が決まっているという人は、商業施設が発行するカードもおすすめです。たとえば「三井ショッピングパークカード《セゾン》」は、「ららぽーと」「三井アウトレットパーク」など全国の系列商業施設で共通のポイントを貯めて、使えるカードで、ポイント還元率2.5%のほか、さまざまな優待もあります。クレジットカードで増税分を還元するような仕組みを自分で作ってみてはいかがでしょうか。