なんとか1万4000円を割らずに切り返してきた 日経平均。企業業績は順調なのだから、 このまま緩やかでいいので戻してほしい...。不安定な地合いが続く中で、頼りになるのは やっぱり材料株。今月もたっぷりどうぞ!

 国内最大の会員制リゾートホテル網を持つリゾートトラスト。個人消費の回復、高齢化、不動産価格上昇など、切り口の多彩な銘柄ではあるが、株価は実力を評価しきれていないようだ。

 リゾートトラストでは、主力であるリゾート会員権の販売が伸びている。各種調査での顧客満足度も高く、会員増加を受けて施設を増やし、施設が増えることで会員も増える好循環に入っているのだ。サービス業としては理想的な成長経路をたどっているといえる。

 メディカル(医療)事業も成長が著しい。会員制の「グランドハイメディック倶楽部」が高所得のシニア層に浸透し、安定した収益源に育っている。最先端機器のそろった施設での成人病検診や、医師による日々の栄養・運動指導などのサービスの提供が売りだ。

 ホテル事業もメディカル事業も会員数が順調に増加しているだけでなく、退会者が少ないのも特徴だ。今後年は高齢化比率の上昇と歩調を合わせる形で、会員数の増加トレンドが予想される。

 中期経営計画では、2018年3月期の売上高1500億円(今期会社予想1144億円)、営業利益240億円(同144億円)を目標に据える。長期投資向けの銘柄だ。




この記事は「WEBネットマネー2014年5月号」に掲載されたものです。